ネタバレ・感想あり蜜は夜よりかぎりなくのレビュー

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退屈なこの世界から抜け出したかったんだ
ネタバレ
2025年8月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 知靖×藍→弥刀さんと知靖さんの関係については、藍も感覚的にやはり違和感というか何か引っ掛かるものがあったんだということがわかりました。弥刀さんにはこれ以上、2人の恋愛について相談したい感じではないと判断したその感覚こそ、人はセンスとか感受性と呼ぶものだと思う。昔弥刀さんと寝たという話、ちゃんとやるのか〜…と思いました。気にはなってましたけど、この2人、いつだって知靖さんは藍に遠慮して、そんな彼に藍はいつだって寂しさを覚えてて、最後までこの2人は何遍もそういうやり取り繰り返してしまうんだろうな…と寂しい気持ちのまま読了です。この2人大好きなんだけど、お行儀よくしてなんかいられねぇ!!!っていう熱いパッションも感じたかったかな。弥刀×朋樹→最高…最高…!間に挟まったこの話が1番良かったです。警察官になった朋樹は手始めに街のお巡りさんになっていました。朋樹にピッタリだと思った。弥刀さんとの関係もだいぶ落ち着いて。やっぱりわかりやすく寂しいとか会いたいとか言ってくれない朋樹に弥刀さんは時々八つ当たりしちゃうんだけど、そんなやり取りにも段々と慣れてきて、あの朋樹が弥刀さんに愚痴を言えるようになる日がくるとは思わなかった。繊細でどんどん涙脆くなる弥刀さん。あーなんかきたからの流れが良過ぎて、これは攻守交代すぐそこやなと思いました。元々私は弥刀さん受けだと思ってたので、受けに尻で抱かれる弥刀さん最高でした。弥刀さんは愛されるのが合ってる。福田×衛→いやいや…その2人は本来一冊使っても終わらない話でしょうがよー!!!という気持ちと、短くても書いてくれてありがとうございますという複雑な感情が入り乱れ。衛は私が思う以上に福田という男についてわかっていました。完璧に理解していたんだと思った。本編読んでいる時にはその辺がわからなかったので、ひたすらに衛は可哀想な人というイメージだったのだけど、福田は衛にとって神にも等しい存在だったのだから、福田の気持ちが揺れて、衛の言動に心が左右されるようになった時からもう2人はおしまいになってしまったのだなと思った。あのまま衛が輝かしい賞の一つでもとっていればずっとあのまま2人で暮らし続けたかもしれないし、画壇で名声を得るようになった衛が憑物が落ちたかのように福田を捨てる未来もあったかもしれない。それでも、退屈な日常から衛を見つけ出したのは福田だったんだ
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藍がすべて絡んだ糸を紡ぐ
ネタバレ
2025年6月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 冷たい指先で報われない人へ書く虚しい手紙読んでいて涙が出てくる。
衛がどんなに恋焦がれて心が欲しくても見てくれない福田。それでも福田なりの愛し方だったのかも。
結ぶことがなかった赤い糸が藍という存在に衛も清嵐も向けていて藍が愛し愛される人に出会えて祖父と父の
愛と糸を回収した気がする。衛は虚しい辛い愛しか知らなかったけど愛しく愛する子供とただ愛を注いでくれためぐさんに出会えたことがせめてもの救いと思いたい。学芸員になって活躍する藍を見たい藍と志澤にまた会いたいです。
この作品を作り上げてくれか崎谷はるひ先生に感謝。
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10年ぶりに再び読みました。
2022年9月24日
中学生の頃に何度も繰り返し白鷺シリーズを読んでひどく感動しました。
10年ぶりに1巻から番外編まで読みましたが、昔よりより心に深く刺さりました。
名作です。
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うーん。。、
2022年6月6日
どれも、内容がおもいけど、一番最後の話は、難しかった!色んな愛があるのだろうか。難しくて、なんかせつなかった。
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朋樹の話読めて幸せ
2022年2月23日
朋樹とみとさんの話が読めて幸せです。この2人の話をさらに読みたい、ぐいぐいきてる朋樹が格好いい。もっとこの先を見たい。
そして、最後の衛の話は今回は読めなかった。少し元気な時に読もうかなと思います、作者さんごめんなさい
重い
2021年7月3日
作者さんが好きでシリーズ読んだけど、体力あるときじゃないとなかなか辛い
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はるひ買
2018年8月22日
ホントはるひ先生は読ませますなぁ(-ω-)ただの可愛い子チャン受とは違うんですよねぃ。攻のささくれた心を包み込んで溶かしてしまうという。器が大きい。ある意味いい漢!あぁぁぁもっと読みたいですぅ♪
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星4,5。シリーズ後日談集。
2018年2月25日
(小説、約1/3ずつで短編3つ、計3組の話)。
シリーズ2組の後日談(表題作+双曲線上のリアリズム)+藍の父の話(逆理Paradox)。

順番は、
<白鷺シリーズ3冊(1キスは大事に→2夢はきれいに→3恋は上手に)→スピンオフ2冊(4平行線上のモラトリアム→5垂直線上のストイシズム)→6蜜は夜よりかぎりなく(後日談短編集)→?>

時系列でいうと、
表題作は藍が大学に入ってからの話なので、スピンオフの4冊目平行線上と5冊目垂直線上の間の話。

2つ目の双曲線上は朋樹が就職してからなので、5冊目垂直線上の後です。

3つ目のParadoxは藍の父の若かりし頃の福田や愛とのいきさつなので過去になります。

シリーズファンにはオススメ。
藍や朋樹たちの数年後が垣間見れます。

そして、父。。
うーん、、
福田が本編でほんと嫌悪感が強かっただけに、正直読みづらかった!

反吐が出そうな奴ですが、衛が入れ込んだだけの何かがあるはずなのに、この短編だけじゃ短すぎる!
ダイジェスト版みたいに話が早すぎて、衛が惹かれた福田の魅力が皆無なのが、本当に惜しい。
この人の話はそれこそ本編並みに数冊、せめて1冊以上かけて書かれないと、わからない気がした。

にしても寂しい人で切なくなりました。
その分藍には幸せな人生を送って欲しくなります。
朋樹も。
さらなる数年後、10年後の話とかあったら読みたいですね。

でも、これでシリーズ終了かな。
読み応えあるシリーズでした。
作者さん、お疲れ様です。
白鷺シリーズを
2018年2月16日
読んだなら是非オススメです!藍の父、衛の話がとても悲しく苦しかったけど、色々な深い感情が詰まっている話だと思う。
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衛さん・・・
2017年11月12日
志澤x藍と弥刀x佐倉のその後も楽しめましたが、藍のお父さんのお話がとても切なかったです😢
2つのCPのその後と1つの過去
2023年5月13日
本編を読んで好きだった方はとても楽しめるその後の短編でしょう。
本編での志澤さんの過去を知っていた藍のその時や弥刀さんと朋樹のその後の相変わらずなようで、前進している関係。そして藍の父衛と福田のゆがんだ過去の話。
衛と福田の関係はやはり私の理解を軽く超えてるのでなんとも言えませんが、世の中いろんな愛の形があるということなのでしょう。
重い……。
ネタバレ
2018年11月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズものですから順を追って読まないと入り込めないと思います。特に衛編は可哀想な描写が多く、暴力や身体を売る等辛い描写が続いて、最後救ってくれる人も無く(藍が生まれたけど)バッドエンドで地雷の方も多いかもしれないです。
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作家名: 崎谷はるひ
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: KADOKAWA