ネタバレ・感想あり確率捜査官 御子柴岳人のレビュー

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キャラクターが魅力的
2016年1月18日
神永先生の作品はあまり長くもなくサラッと読めます。主人公が個性的というか、ひねくれてるというか…独特のキャラクターで、内容よりはキャラで読ませる作品です。
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5ページから読み始めて53ページで断念
ネタバレ
2023年5月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ この小説は、2011年に文庫本で初版され、2014年に5版で発行されています。
この小説の主人公御子柴岳人は大学の准教授で数学の専門家かもしれないけれども、初対面の相手に、「愚か者め!」「お前」「バイアス女」という蔑視言葉を連発しています。
自分に都合が悪い時は「知ってるもん!」「うるさい!」「バイアス・ドアホ女」「ヤダ!」と、椅子をクルクルと回しながら、子どものように叫んでいます。
取り調べに際し、「サングラスを装着してるんだ」「嫌いなんだもん」「うるさい」。
サングラスと覆面を取り上げようとしたら、「やだ!」。
ここまで、我慢して読んできましたが、もう無理です。
今まで、この小説を読んできた人は、どこが面白いと思ったのでしょうか?
主人公に魅力を感じられない小説は読む気力さえ失わせてしまうのが今回よくわかりました。
初めて読む作者の本だったのですが、他の作品に手を出すのを躊躇しています。
何故なら、最後から3ページ目でまだ、「バイアス女にしては上出来だ。」と言っているからです。
人に対する礼儀と尊敬の念を抱けない主人公を想って悲しくなっています。
それは、親愛の情を示す言葉では決してないからです。
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