このレビューはネタバレを含みます▼
と見せかけたハーレムラノベ。いや本当に。メカかなんだかわからない竜娘。ツンデレ貧乳にメインヒロイン貧乳。義妹もいます。すてプリではヒロイン戦線からわりとあっさり脱落した感のある義妹でしたが、こっちの義妹は一味違います。ヤンデレとは一味違うと思うけれどやっぱヤンデレじゃねーかなこの妹。と、前置きはさておき。設定面や話の進め方はまさにすてプリのそれと被ります。高貴な娘との逃避行。竜と契約する騎士。そして義妹。セルフオマージュなのだろうと思うのですが、それでいて、ヒロインたちの立ち位置は全然違ったりしてて面白い。いわゆる2000年代以降のファンタジー系ライトノベルとしては王道な設定を用い、手堅く話を進める榊一郎先生の手腕。さらにエロゲでも有名なイラスト担当のなまにく先生が描く直球でエロいヒロインたち。読後感も悪くない、さらに義妹もきっちりハーレムの一員となればおススメしない理由はありません。作者でも、イラストでも、あるいはアニメでも。なんらかのきっかけで読もうかな、と思った人は是非。