このレビューはネタバレを含みます▼
かっこいいアクションで繋ぐ男たちのお話なんですが。主役の日向があまりにも脳筋で猿っぽい。嶺藤は知的なのでコンビとしては良いんでしょうけど、いまいち感情移入しづらかった。主人公の行動が上司の言うこと聞かないわ、引ったくり追いかけて周囲で玉突き事故起こすわ、それでもたいして悪びれない。主人公の家族への思いとか感情的なものがあまり描かれず進むので物語にしっとりした部分が薄いと言うか。話の展開としてはテロ組織の上の側にいる人間のとんでもなくゲスい企みがあって末端がそれを知らされないまま凶行に走る姿に革命と言う言葉の危うさも感じたりして、そこは良かったっと思いました。