ネタバレ・感想あり超絶技巧の艶鍵のレビュー

美珠怜藤ゆか

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えみさん

(女性/60代～) 総レビュー数：295件

最高の彼は天才ピアニスト

ネタバレ

2021年2月24日

このレビューはネタバレを含みます▼ 美人でピアノは上手いのに優勝経験のないヒロインを天才ピアニストと呼ばれているヒローが指導して優勝に導き祝福されて結婚するちょっとエロっぽい話。

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てんてんさん

(女性/50代) 総レビュー数：29件

盛り上がりにかける

2021年2月28日

主人公2人の言葉のやり取りがすくないからでしょうか？盛り上りにかけます。それぞれの心情を説明し過ぎるせいで、臨場感がマッタクありません。感動的な音楽の話のはずですが、盛上りも感情が動くこともなし。
おまけに、誤字。練習の[無視]ってなに？練習の[虫]だろうが、校正ちゃんとしろ！

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速い画家さんさん

(女性/40代) 総レビュー数：2086件

うーん、精神的な愛はないかな

ネタバレ

2021年2月24日

このレビューはネタバレを含みます▼ みだらの限りをつくしながら、精神的な愛を真実の愛を探してきたヒーローと、精神的な意味でも肉体的な意味でも愛を封印してきたヒロインの出会い。二人の共通点は、音楽の昇華。
肉体的な官能で、音楽を教える技法のヒーローと、殻に閉じ籠り、音楽をただ成功への手段でしか扱ってこなかった技術だけのヒロイン。
そんな氷の女神のヒロインに目をつけて、自分の音楽の昇華のパートナーにできるのではと近づくヒーロー。そして、他の女性とのみだらな肉体的なレッスンをみせつけることで、ヒロインをまずは肉体的に目覚めさせ、音楽でのリードで自分にたいする精神的な愛を目覚めさせようとするヒーロー。見事にそれにのったヒロイン。しかし、ヒロインを精神的な愛で愛し始めたくせに、結局は肉体的な快楽に負けて、他の女性と関係をもってしまったヒーロー。
そこには、純愛もへったくれもなく、二人の愛は、音楽での昇華での愛であり、純粋で太古の昔からの男女の間で交わされてきた愛ではないと感じた。
ある意味、ヒーローに肉体的な罠をかけて、最後に一度関係をもった女性の計算高い愛と同じレベル。
なのに、音楽での昇華が素晴らしいだけに、純愛のように表現されてて、気持ち悪い。
パトロンが残したピアノを使い、エロレッスンをすると、自分に純粋な気持ちを向ける女性がわかるって言ってたけど、そんなエロレッスンで、本物の愛が見つかると思ってるヒーローがヤバい。結局は、嫉妬にかられたエロレッスンの女性の罠にはまり、ヒロインを愛し初めてから、禁欲してたのに、関係をもってしまったし。下半身がだらしないだけのヒーローで、それで真実の愛を求めてると言われても白々しい。音楽的な昇華がなければ、何の魅力もきっとない男性だと思う、ヒロインにとっては。
ヒロインにとって、体をさわってきた叔父とヒーローの違いは、音楽の導きと、音楽での昇華ができるかどうかだけの違いに思える。音楽の才能がなければ、やってることは、ヒロインの叔父と同じレベルのクズヒーロー。ヒーローに魅せられてエロレッスンを受けていた女性たちが哀れかな。性的に搾取されただけのような。音楽の素晴らしさを文字で表現するという難しい挑戦はさすが、音楽経験者という感じでした。でも、エロスをあまりにも、性愛に重きをおいて表現したので、二人の精神性の愛が薄っぺらい感じになってしまった。

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作家名：美珠怜 / 藤ゆか

ジャンル：ライトノベル恋愛・ロマンス小説 / TL小説

出版社：ハーレクイン

雑誌： TL◆蜜姫文庫チュチュ

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