ネタバレ・感想あり100万回生きたねこのレビュー

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運命を変えた出会い
ネタバレ
2025年5月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 子供向け絵本の枠を越えて、大人にも大切なメッセージを問いかけているような内容のストーリーでした。これまで幾度となく輪廻転生を繰り返しながらもその都度唯我独尊の思考状態で生きてきた猫が、白猫と出会ったことによって、一気に考え方が変化していくところが印象的でした。個人的には、もしかしたら本当の愛を知ることこそが主人公猫の一番の目的だったのかもしれない、ということを考えました。
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生きること死ぬこと愛すること
2024年2月1日
言わずと知れた名作絵本。
子どもたちに読み聞かせをする行事で、読み手の母たちが嗚咽してしまい子どもたちを置き去りにした記憶がありますww
しかし、今また年齢を重ね読み返すとまた違う見え方がありました。
読む年代で主役のとらねこをどうとらえるかが変わるようです。
生きることや死ぬこと、愛のベクトルや愛の在り方を様々にとらえることができる。
またあと10年経ったら読んでみようかと思う。

この作品のトリビュート短編集がそれはそれは豪勢な作家様たちによって綴られています。
そちらもぜひ合わせて読んでもらいたい。

読むたびに
2024年1月27日
子供の頃に読んだ感想と、大人になってから読んだ感想がかなり違うのではないかなぁと思います。
生と死、そして大切な存在というものをどれくらい身近に感じられているかも反映される気がしますね。
また20年後とかにも読んでいたいなと思いますね。
改めて読みました
ネタバレ
2024年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 子どもの頃に読んだ絵本でしたが、この絵本へのトリビュート短編集を読んで、改めてこの絵本を読みたくなりました。
確かに何度も読んでいたはずでしたが、白ねこの件からはぼんやりとしか覚えておらず、こういう話だったのかと気付けてよかったです。
主人公のねこと白ねこのやりとりをいいなと思いました。
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ビターエンドの絵本
2023年4月15日
本質的にはハッピーエンドですが、物悲しさの残るビターエンドです。できれば、静かに1人で読むことをおすすめします。
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作家名: 佐野洋子
ジャンル: 小説・実用書 小説 > 文芸 > 絵本
出版社: 講談社