ネタバレ・感想あり華麗な恋の七変化のレビュー

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247P、22歳×17歳
ネタバレ
2022年1月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 平安の時代物で、天然初心な可愛い受けに萌えました。正義感が強く、言いたいこと言っちゃう元気系なのも良かったです。攻めの溺愛っぷりも良き(*´ω`*)受け兄もすごく受けを愛でていて、攻めとのバチバチが面白かったです。ストーリーもしっかりしていて、楽しめました。H最後までは、ホントにラストでした。黒幕がお咎めなしにて幕引きとなりましたが、いつか、天罰が下るのでしょうか。。イラストは表紙のみ。
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面白いし、可愛いし、続刊希望です。
2017年11月18日
なんて素敵にジャパネスクや安倍晴明が好きだった私には大好物な設定でした。
表紙は女装してるので、男女ものに見えますが、しっかりBLです。
しかも、タイトルも安っぽい少女漫画みたいですが(笑)妖やら呪やら事件もあり話はしっかりしてて面白いです。
なにより、受け君が正義感の強いやんちゃタイプで皆に溺愛されてます。攻め様も意地悪だけどかっこいい公達なのでかなり良いです。
脇キャラたちもちゃんとキャラが立ってて色々伏線もありそうでかなりおいしいカンジ。
シリーズで続いて欲しいなぁと思う位お気に入りの作品です。
橘先生の平安時代絵巻の面白さ
ネタバレ
2023年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 橘かおる先生の中華風時代小説は何作か面白く読ませて頂きました。私は好きなイラストレーターのものでないと読みません。それでは、面白い作品を読み逃してしまうと考えて、気に入っている作家の作品を選び出して読み始めました。試し読みをして購入して読んでみました。
主人公の蘇芳芳顕は九歳で母を亡くして、郎党の秦真渕と共に父兵部卿宮の屋敷に往くことになった折、幼くて母の死が理解できずに周囲の哀れを誘ったとあるが、九歳で「おたあさま」と舌足らずに言うのは可笑しすぎます。せめて三歳位の設定でないとそれでは頭の螺子が緩んだ知能の遅れた子どもになってしまいます。芳顕の可愛らしさを表したいにしても其れは誤った設定だと言えます。
また、藤原雅俊は近衛中将の身で芳顕を脅して女装させて弘徽殿や麗景殿に潜入させるということができたとは思えません。まだよく知らない芳顕の人となりを把握していなければ目論見が露見して芳顕諸共窮地に陥ることになるのは目に見えています。
今回は話の流れで全てが都合よく行ったのですが、そうならないことも充分に在り得たのです。雅俊の怪我だけで済んだようですが。
そして、怪我しているにも拘わらず盛ってしまうのも考えものでしょう。まだ、全てが解決したわけではないのです。少しご都合主義なところが多いですが、読後感を善くするためには、悪人は少ない方がいいのはもっともなことなのです。
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ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 白泉社
雑誌: 花丸文庫