王子だと知られると後継争いに巻き込まれるからと、父王の命令で王女として育てられた美姫ルイーゼ。王女であるだけでなく、組織のおかしらとしても暗躍するなど、制約ある育て方させられてると思いきや、なんだかんだ人生を謳歌しちゃってるところが小気味良くてよきです♪ただ、その性別の秘密は兄王ですら知らないことになってる割には、身の回りの世話をする小姓たちの前では男言葉を普通に使うとか、それってバレてないわけないよね?ってとこもあり。法術(魔法陣を使う魔術)を使ってみたりとなかなかファンタジーで楽しめました。