ネタバレ・感想ありシャロットの妖姫のレビュー

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ヴィクトリア朝の詩人、テニスンの作
2025年7月4日
由貴香織里『キャメロット ガーデン』(漫画)の原案だったので読んでみました。
自分の力量不足で「鑑賞する」レベルに到達できなかったため、中立の3。
詩は音が大事なので、翻訳した時点でいろいろと削ぎ落とされてしまうというところがある気がします。
そして、こちらは坪内逍遥の翻訳なので、ほぼ古文。現代人が読むにはいささか苦労はしますが、こういった古めかしい文章の音律というのもすてきなものですね。古いもの好きとしては満足です。
アーサー王の物語にもつながっているこの詩、せっかくなのでそちらも改めて読みたいな〜という気分です。
同じくテニスン作の『アーサー王物語』が青空文庫版で配信されています。
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作家名: 坪内逍遥
出版社: 青空文庫
雑誌: 青空文庫