多分、それぞれオムニバスなシリーズものだと思います。謎のアンティークショップ店主マーラと悩める恋人たち、みたいな。どれが一作目かは不明です。とりあえずこれで完結してますが、なんかヒロインの気持ちわかります。相手が秀でていて今まで自分がやってたことを代わりにやってくれると感謝の気持ちより、自分の役立たずな部分ばっかり見えてそこらじゅうに当たり散らしたくなってしまうんですよね…。ヒーローの心の整理を待ち続けるストーリー。ヒーローは相手を甘やかすのは相手のためにならないと諭すのですが、ヒロインの優しさのお陰で考える時間を山程もらえてるヒーローの姿をみると、ヒロインの辛辣なセリフが的を得てるとしみじみ感じます。