ネタバレ・感想あり雪よ林檎の香のごとくのレビュー

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【販売終了のお知らせ】

本作品は諸般の事情により販売終了させていただくこととなりました。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

いい!
ネタバレ
2024年11月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 言ってみれば禁断の恋だけど、辛い出来事が起こらなくてほっとした。
この先のお話しもあるとのことなので、ぜひシリーズ全部読みたいと思います!
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とても良かったです
ネタバレ
2024年10月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校生のしおの人を寄せ付けない感じや、桂の先生の顔と過去のアンバランスさが読んでいてとても面白かったです。幼なじみのりかもとっても良い子で、高校生って本当にきらきらしていて怖いものがない時期だったなと思いました。
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一穂先生の作品で一番好きです!
2024年9月1日
15歳の主人公と担任の先生の恋愛ということで、最初は「それは大人としてアウトやん」と嫌悪感がありつつ読み進めました…結果…最高でした…。ときめきもあり、胸がギューッと苦しくなる切なさもあるお話でした。15歳のしおちゃんが大人びていて個性的で破天荒でもありつつ、子どもの時にしか分からない感情にちゃんと悩まされて、最高に可愛いです!先生も大人として向き合いながら、でもどんどんしおちゃんに惹かれていく気持ちがすごく良かった!BL小説としても楽しめますが、勉強になる部分もあったりして本当におすすめです!
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最高!
2024年8月15日
とても好きなストーリー。タイトルもいい!
先生と生徒の物語は多いのですが憂いや哀愁があって、それでいて清々しい。
夢中になって一気に読んでしまいました。
作家様の力量に脱帽です。
続きも読みます!まだまだ楽しめますね。
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さすがです
2023年11月28日
最近、直木賞候補に名前の上がる一穂先生のデビュー作とのこと。作中に、様々な文学作品が散りばめられていて、ライトノベルに収めるのは勿体無いと思いました。甘酸っぱいキュンを味わえて最高でした。これから、番外編をじっくり味わいたいと思います。
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志緒と桂
2022年12月29日
一人ずつを見ると、あまり好きなタイプではない(私個人の好みです)のですが、カップルになると魅力的です。
お互いに、欠けているところを補い合って、二人でいる事でお互いを輝かせている感じがします。
先生と生徒、という関係が安易な気はしますが、そういう関係性だったからこそ惹かれ合ったのかもしれません。
ずっとりんごの爽やかな香りが漂っているような作品です。
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デビュー作なんですね
2022年6月4日
一穂ミチさんの作品、これが3つ目のシリーズになります。キス(ラブ)(1-2週間前だった気がする)→イエスノー→イマココ!!(笑)比較的最近の作品から見始め、今度は過去に遡ってきましたヨ。ん〜面白い。比較的(内容は設定?別として)軽い感じにサクッと読めました。内容?設定?は、ちょっとビックリしたけど。文章が、近年から先に読んでいたので、若いと感じましたが、今にも通じる文章でした。あっ桂と栫がキャラとしては好きです。二人とも近いようで違う心の寂しさ?闇?を感じるからかなぁ〜多分。あとBL作家さんにしては珍しく女性キャラを上手く書く方なんやね。全然書かないor書いてても?な人多いじゃないですか。そんでもって近年一般小説で評価受けてるBL作家さんあるあるな気もします。上記にも書いたのですが、桂、栫が好きなんやけど…栫が特に好きなんですよね。まー賛否分かれそうなキャラだけどさーなんか、こーゆう寂しさを感じるキャラに弱いんだよねー(このキャラがどう思ってるかは別として)まだこのシリーズの他はコレからなんだけど…挫けず受け入れてくれる子みたいな子が出てくんなかなぁ〜?と妄想しながら読んでました。えっメインの二人?まっ大丈夫っしょ。って思えるので私の興味は栫ですわ。あと、イエスノーのレビューでも絵の事書いたけど、あとがき読んで、あっ作家さんが選んだのね?正直文章と絵が合ってるか疑問がまぁありますわ。でも、イエスノーほど違和感はまだ低いけど。ひとまず表紙の線のタッチくらいでイエスノーも描いて欲しかったかなぁ〜あっちはフワフワし過ぎてる。挿絵は、、なくても良いかな…。イエスノーのレビューで学生モノならまだこのキャラ絵でも大丈夫かなぁと、書いたけど…表紙はいいけど挿絵はなしかなぁと思ってましたが、あえてのチョイスにも感じてきました。別に絵が嫌いとか下手とかではなく文章とのキャスティングの問題です。フツーにかわいい系の絵だなぁと思ってます。あと、キャラの心理描写について他のサイトのレビューでも見かけましたが、自分は余白に読めました。必ずしも0-100まで全て描くものでもないですしね。
デビュー作品
ネタバレ
2022年5月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一般小説で直木賞や本屋大賞にノミネートされていま話題の作家さん。08年のBL小説商業デビュー作品で、スピンオフや後日談続編もあってシリーズになってます。読む順は「雪よ林檎〜」→「青」→「赤」→「meet again」(スピンオフ)→「黄」「黄」にスピンオフの登場人物が出てくるのでこの順番が良いかな。「青」は高校在学中のエピソードがメインで、収録されてる同人誌も本編発行後間もなく出されているものが多いので、この作品読んだあとにすぐ読んで補完するのがよいです。(この単行本だけだと物足りないかも)

この作品から竹美家らら先生とタッグを組まれて次々と名作BLが生み出されたんだなーと思うとなんだか感慨深い。
だけど、これはあまりにも今現在の先生が素晴らしい物語を生み出してるから言ってしまうのですが、先生も後書きで仰ってたように、この作品は初めて書かれた初々しさが少し出ているかな〜。冒頭からの先生の泣いてるシーンや先生の持つ過去からの孤独、せっかく良い設定なのに、上手く伝わってこなくてどうして生徒が先生を好きになったのかが、分かりにくかったです。クラッシャーくんの登場で彼の真の心情が出るシーンもそれ程怖くなくて少しいきなり感が否めない。幼なじみの女の子との友情ももっと切なくできる気がする。今同じ設定で先生がもう一度書かれたら、全く違った輝くような素敵描写になってもんのすごく持っていかれる作品になるのは間違いないです。でも、この作品以降に書かれる先生の小説のエッセンスのようなものが出てますよね(男男女の三角関係とか我慢してジリジリする歳の差CPとか)。ファンとしては興味深い。
作者さん初めましての人にはこの作品で作者さんを判断してもらいたくないのでオススメしないかも。作者さんの真髄は、新聞社シリーズとかイエスかノーか のような、経験を積まれて筆が乗ってきて書かれたシリーズがあるのでそちらをまず読むことをオススメします!

あと、もちろん我慢はするんだけど、先生×DKなので、その辺地雷ある方は注意。
これからも読み返したくなる作品です
2022年4月8日
もう何度読み返したことか...
最初この本だけを読んだ時はそこまでハマらなかったけど、次に林檎甘いか酸っぱいかの赤を読んでどハマりし、今では本編も赤青黄も何度も何度も読み返しています
10代の頃の純粋さやそれ故の危うさが、心の傷を抱えて一人で生きていこうと思ってた先生の心を絆していくのが一穂先生の綺麗な文章で描かれていて本当に大好きな作品です
なんども読み返してしまう作品
2022年2月1日
文体がきれいで、澄んでいて、でもおもしろく、何度も読み返したくなる作品です。
イエスかノーかシリーズに出会い、BL小説にはまりましたが、一穂先生以外の作品にはなかなかはまれず、一穂先生の作品を何度も読み返してしまっています。
しおちゃんに会いたくなり、3度目の読み返しはじめてしまいました
鮮烈な初恋を描いた名作
2021年8月13日
志緒ちゃんの初々しさと先生の甘い雄みに心を奪われ、続編の[青][赤][黄]とのループで、ひと月以上他の作品に見向きもできないほどハマりました。私の中で文句なしの最高傑作。
林檎甘いか酸っぱいか、まで読んだら☆10
2021年8月4日
正直こちらの作品だけなら☆3か4かなぁと。
なぜならサクッサクッと話が進んでしまって、あらすじのネタバレをよんでいる気分になってしまったのです。
とにかく展開が早く、もっとじっくりいろんな描写がみたいなぁとなってしまいました。
あと先生の過去が地雷…
話自体は面白く、萌えポイントもちゃんとあります。
だからこそもうちょっとプラスの情報というか、描写がみたくなるなぁと。

ですが!こちらの番外編の林檎甘いか酸っぱいかの三部作が私の欲しいもの全部入っていて、満足度がものすごかったのです……
あと、珍しく幼馴染の女の子であるリカちゃんがものすごく好きです。BLで女の子をうまく書けるのってすごいなぁと思います。

シオちゃんが可愛くて可愛くて、そちらを読んでからまたこちらに戻ってくるとまた最高です。

栫さんのスピンオフ、meet.againははまれませんでしたが林檎甘いか酸っぱいかを100パーセント楽しむには必要な情報があるので読むべきかなとも思います。

こちら→meet.again→林檎甘いか酸っぱいか、だと余すことなく楽しめるかと。
傑作
2021年6月16日
本編と有り難いことに短編集3冊もあってどっぷり浸れるカップルです。何年経っても教師として導く桂と生徒として教えを乞う志緒の関係性が愛しくて、迷いのない気持ちで向きあい、激しくも丁寧に密やかであり確実に重ねていく日々が優しくて、ずっと読んでいたい。出来れば最期まで。
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先生と生徒ものの一位
2021年4月8日
今まで読んだ先生と生徒もの中で一番面白かった。
取り返しがつかない程のやらかしって、あるよなぁって。それでも生きていかなきゃならない辛さとかそこを乗り越えた幸せとか。
2人がこの先幸せだったら良いなと思わされる良い作品でした。
すごく良かった!
2020年12月22日
一穂先生の作品が好きで購入しましたが、これは1、2を争う素敵な作品でした!!!たくさんの人に読んで頂きたいです。続きが出ているようなので購入します!
引き込まれる
ネタバレ
2020年11月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ しおちゃんや先生、家族やりかまでみんな魅力的。
先生の描く登場人物は、芯があって温かくて優しい。
傷ついた先生がしおちゃんに救われ、傷つけられたしおちゃんはりかに救われます。
みんな誰かのことを大事に想い、めぐりめぐってみんな幸せになるような、素敵なお話でした。
先生の文章は、堅苦しくないのに純文学的な美しさがあって大好きです。
胸がつまる。でも幸せ
2020年8月26日
もう、これは作家さんの筆力だと思います。繰り返し読んでますけど輝きを感じるし胸がきゅっとする。青 赤 黄までぜひ読んでください!
切なさ漂う救済BL
2020年8月22日
タイトルにぴったりな美しい内容でした。若くて未熟な受けと、愛を拒絶する年上攻めが痛々しかったのですが、だんだんと甘い関係に変わっていくのがおもしろかったです。憎めなくてかわいい脇キャラがいるので続編も読みます!
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すごく好き
ネタバレ
2020年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ このシリーズ、ものすごく好きで、何度も読んでいます。読むたびに、胸が、ぎゅーっとなります。続編、さらに続編希望します。志緒ちゃん男らしいのに可愛い。近くにいたら、きっと好きになっちゃうタイプだなー!桂先生が羨ましい。あー志緒ちゃんを独占して、いいなあー!桂先生になりたいです。
情景が浮かぶ
2020年1月27日
一穂作品の中でも文学要素たっぷりめ。
志緒ちゃんと桂先生の強さと弱さ、補いあう二人です。
純文学を読んでいるような
2019年9月26日
雪と林檎の香りというモチーフが作品全体に染み渡っていて、あらためて作者さんの技量に感服しました。切ない場面も多くて心臓が痛くなりながら、休憩することもできず、一気に読みました。主人公たちは若くてまっすぐで、先生さえもまぶしいくらいですが、常に静謐な雰囲気が漂っていて純文学を読んでいるような気になりました。続編をバンバン読んでいきます!
受がかわいい
ネタバレ
2019年8月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受けが健気でとてもキュンキュンしました。
2人の関係性がとてもすてきです。bl好きにはおすすめの作品です。
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透明感あふれる作品
2019年6月13日
なんと言っても志緒ちゃんが可愛い!!
桂先生もメロメロになってしまう気持ちが良く分かります。

志緒ちゃんはとにかく、気持ちが真っ直ぐで、変に隠したり、歪んだりしていないので、放つ言葉一つ一つがストレートに心に突き刺さります。若さもあり、怖い物知らずに体当たりで桂先生にぶつかっていきます。これが、本当に志緒ちゃんらしくて、潔くて可愛いです。
桂先生自身、過去に傷を持ち、人と深く関わることを避けてきた人なのですが、志緒ちゃんのストレートな愛情表現に段々と絆されていきます。最終的には志緒ちゃんにメロメロ(笑)
桂先生の過去と向き合うところなどは苦しいくらいに切ないです。
まだ高校生なので、卒業までは最後までしませんがそれまでの危うい雰囲気だとか、色々と萌えポイントもあります。
全体に流れる透明感は、高校生だからとか、志緒ちゃんだからとか、色々考えるのですが、一穂先生独特なのでしょうね。
初めて
2019年2月6日
読んだ作家さんでしたが、読みやすかったです。ちょっと志緒の先生に対する感情が唐突で、先生も他とは違いを見いだして気にかけてるのは、わかったが、恋愛感情をお互い出すのが、早く感じて少々違和感をかかえながら読みましたが、先生のキャラもよかったし、しおとリカの関係もよかった。
どんどん読めて面白かったですが、なんとなく先生が男性を恋愛感情で好きになる感覚が しっくりきませんでした。なぜだ。
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ここから
2019年1月10日
一穂ミチ先生の第1作目の小説
ここから始まったんですね
繰り返し繰り返し…もう何十回読んだことか
心からオススメします
面白かった
2018年11月14日
meet againを先に読んでしまって、気になったのでこちらも。面白かった。りかちゃんが物語にすごくいい色を加えてくれてると思う。この作者さんは脇の女の子を魅力的に書くなと思います。
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禁断の恋
2018年5月14日
先生×生徒ものはやっぱり萌えますね。お互いの葛藤がすごく苦しいけど、美しいです。
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先生が可愛い。
2018年4月16日
思われたいた方の先生がすっかりベタベタに甘くなっちゃって可愛かった。ふたりをずっと見ていたい。
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文章を読む喜びを知らしめる一冊。
2017年10月6日
志緒の思考回路、言動は突き抜けて潔癖で愚直で、純粋。こんな子に好きになられて、なびかない人がいるならお目にかかりたいレベル。それが普通(むしろやや地味)な高校生の皮かぶってるとか。先生に同情しちゃう。
はっとする表現やセリフに出逢えるのは読み手にとってこの上ない喜びで醍醐味。ストーリーや人物像だけでなく、紡がれた言葉を読む喜びがある本だと思います。私は志緒が切った啖呵が好き。
たゆまぬ想い。
2017年8月20日
ひたむきな年の差恋愛..相手にとって大事なことが互いの行動や考え方によって、ひとつひとつ結び合わさる(相手にとってストンと来る)たびに深く恋に落ちて行く..ドキドキです。周りの人の存在、ドラマティックな展開、とても楽しめました。
青い
2017年8月5日
子供と大人の間の時間。それをこんなにも瑞々しく描く作品に出会ったのは初めてです。レビューサイトでこの作品にみんなが口を揃えて言う「瑞々しい」という言葉、本当にぴったりだと思います。
良いです
2017年6月14日
唐突に湧く「好き」が切なかった。志緒が桂に勢いよく告白するシーンが好きです。りかと志緒の関係も良い。番外編も読みたくなりました。
文体が好き
2017年3月23日
上手く言えませんが、この作家さんの書く文章が読んでて心地良いので好きです。会話のテンポも楽しい。他の作家さんの作品にはBLらしさを強調する為かやたらと登場する女性が酷いキャラだったりしますが、このお話は女性の登場人物が魅力的かつ重要な立ち位置。そこは好みが分かれるところでしょうか…。私は幼馴染の女の子のキャラが凄く好きです。彼女のことを語る先生の言葉に含まれる複雑な気持ちとか諸々主人公二人の心情が丁寧に描かれていて引き込まれます。
高一で気持ちが通じ合ってから卒業まで一気に時間が飛んでしまうためか、長編を読んだかの様な読み応えが有る反面ちょっと展開が一足飛びな物足りなさも…
でも別で出ている2冊有る短編集を読んで全て満たされました。
理由はいらない
2016年12月4日
物語の世界に浸って読むことができ、心地よかったです。人を好きになるのに理由なんてないし、恋に落ちる時は頭で考えてどうにかなるものではないんだなと妙に納得できました。志緒も桂も魅力的で、二人のやり取りにどきどきしました。
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心に来ました
2016年2月8日
先生がアルバムを見せるところ、志穂が頑張ったでしょうと言うところ、リカと抱き合って泣くところ、
いっぱいキュンキュンして、少し涙しました
大好きです
私は大好きなお話
2016年1月7日
先生×生徒のCPです。
私はこのお話は今まで読んだBL小説の中でも一二を争うくらい大好きなのですが、好き嫌いは分かれるかな…?といったストーリーです。
てっきり文庫2冊分くらい読んだかと思うくらい密度のあるストーリーでした。ただ楽しいばかりではないお話なので、切なくてしっかりとしたお話が読みたい時にオススメです。
もっと評価されるべき
2015年11月23日
今まで出会った作品の中でも5本の指に入ります。先生と生徒のお話ですが、2人の男前度がハンパない……! 現実にいたら普通に惚れます← 受けも攻めも飄々としてるのにえっらい男前な部分がそれぞれあって、でもそんな二人の間にちゃんと恋愛が成立してる…すごいことです。両者にときめいちゃって心臓痛くなります(笑)
それと文章がとても綺麗で、静かなのに仄暗い情熱を感じるとこがとてもお気に入りです。
先生と生徒
ネタバレ
2024年11月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 桂先生としおくん。
2人の出会いと、その後のやりとりが何気ないんですが、核心をついてるというか。
北原白秋の短歌が表題なのですが、これがまた美しい表現であり、先生の過去が、なぜ恋人を一生作らないというのか、なんとなく連想します。
そして、しおくん。口は悪いし、結構強気で、はっきりしてる。先生を好きな気持ちがぶれないし、開きなおるし、先生の過去がきになり、北海道までいっちゃう行動力。どれもすごいなぁと思う。
その嘘のない言葉、行動に、桂も救われたのかな。
恋人になり、大人な関係にいたるまでもいいです。
しおの幼馴染みのリカちゃんもいいこです。
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教師と生徒のお話
2023年6月22日
教師と生徒のお話ですが、単なる学園モノだと思ったら痛い目を見ます。先生の過去が許せるのか許せないかは人によって分かれると思いますが、このお話がデビュー作というのが、筆力が高すぎて、どうしてここまでのお話が書けるのだろうかとびっくりします。
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甘酸っぱい
2023年1月18日
少し駆け足かなと思いましたが大変楽しくよみました。
先生の過去にはドン引きですが……

まわりの人たちも魅力的で、本当に好きな作品です!
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2人が良ければ
ネタバレ
2022年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生と生徒の恋愛と言えばありきたりでしょうが、一穂先生の作品となるとやはりありきたりではなくなります。心情が綺麗に書かれてるのはこの作品でも生き生きしてて、でも切なくて。引き込まれる作品ですが、ただ子供をどうしても絡めなければいけなかったのか、最後まで不完全燃焼な感じなので-1しました。
過去に葛藤があるのはいいのですが、子供はいない方が私は良かったかな。
デビュー作とは思えない筆力。
2022年9月3日
どう考えても先生がクズなのに、それでも良いお話だったと手を叩かざるを得ない。一穂ミチ先生の、キャラクターの柔らかな心を繊細に繊細に描くものすごい力はこの作品でも存分に感じられる。これって本当にデビュー作なんですか? すごすぎる。
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作者さん買いしました
2021年1月3日
先生と生徒・・・なんだかなと期待感ゼロでした。ただ作者さんが好きだからという誘惑に負けました。でも読んで良かった。子供子供した感情が羅列されていたら放り出していただろけど大人びた独特の世界をまとった少年が傷を負った大人の心を癒やし一生もんの愛になる。優しさ、あったかさ優しさを貰えました。
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切ないです
2019年9月2日
攻めと受けの関係はすごくいい感じで好きなんだけど、無理に女の子をあそこまで絡めなくてもよかったのでは?
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作家買いです
ネタバレ
2019年7月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生と生徒の恋。先生の葛藤がわりとしっかり描かれる分、なんていうか、少し心配になってしまう面はある。でも高校生の受けが恋にまっすぐに立ち向かう感じがカッコよくてかわいくてよいです。
先生と生徒モノ
2018年5月10日
一穂さんの「イエスかノーか半分か」を読み、こちらも購入。普段はめったに買わない先生と生徒モノですが、レビューの高さに惹かれて買いました。正解でした!この設定が活きている登場人物の描写だと感じました。
プラス、この作者さんの作品は職業の描写が嘘っぽくないのがやはり魅力ですね。
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タイトルも好き
2017年1月18日
一穂ミチさんの作品は全体的に思いますが、この作品はその中でも特に、純愛というか、きれいすぎる感じが、嘘くさいというか、昔の少女マンガみたいというか、そんな男いないって、と思いながら読んでしまいました。でも面白いか面白くないかでいうと、面白いですよ。泣いちゃいました。
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(>_<)モヤリエンヌ
2016年2月10日
ストーリー展開などはとてもいいんだけど、やぱり攻の以前付き合っていた人の存在感てゆーか、攻の心の中での位置?が好きになれない。最後までモヤモヤしてしまう。そこがまたリアルな感じなんだけどね。モヤモヤしてしまうのは私だけ?
文体が
2023年11月26日
美しくて好きなので雰囲気良く読んでしまうのですが、先生の過去はともかくその過去があってそう簡単に(あまりにもさらっと描かれてるのでそう感じる)教え子の15歳の男の子をそういう意味でそこまで好きになれるものだろうか、という疑問は払拭されない。まぁでも赤青黄も読むつもりでいますが。大人と子供(高校生くらい)のお話より大人同士の話の方がこの方の作品では好きですね。
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地雷が◯◯◯の人は注意
ネタバレ
2022年10月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 途中までは面白く読んでいたんです。







ただ、先生が高校生の時に婚約者がいる教師と付き合い、生まれた子にお金を送りつづけていたというのがほんとに重い。
だったら先生と結婚したらいいじゃん?18歳になれば結婚だって出来るんだから
というもやもやがどうにも晴れなくて、、
世の中、ぎゃく待で殺害してしまったりする親がいる中、先生は頑張ったと思います。
そんな先生だから、しおちゃんは好きになったんだし。
分かっちゃいますが。
リアルで夫婦や家族のごたごたを、これよりしんどいものを見聞きしてます。ジシ、サツ人まで発展したケースすらあります。
だからこそ小説の中でまで知りたくないというか。。
本文途中で気づくこのタイプはほんとしんどいです。

あらすじに書くわけにはいかないんでしょうが、地雷の人は注意してください。
タイトルが良い
2022年3月6日
イエスノーが面白かったので一穂先生の他の作品も読んでみようと購入。
先生×生徒、苦手なんです。成人と未成年というのがどうしても倫理観が働いてしまって萌えられない。
でも一穂先生がどう描くのか、あとタイトルが素敵で読んでみました。

二人が惹かれ合うようになる説得力が足りなくて感情移入ができなかったです。
志緒ちゃんが先生に無意識に惹かれてるだろうことは分かりますが、それにしても告白がやや唐突。
それ以上に桂先生が志緒ちゃんに惹かれたのが腑に落ちなくて、え?高校生男子にそんなすぐ惹かれる?と…。志緒ちゃんが取る行動(飛行機)が桂先生にとってはグッと心を掴まれたようですが、そこも私には理解できず。怖いし、無鉄砲だし、引くところでは…。

桂先生の過去もヘビー過ぎるので人によっては地雷だと思います。しかもその当時、桂先生は未成年で加害者ではなく、被害者では…?とモヤモヤ。

物語の流れはツッコミ処が多くてうーん、という感じでした。

が、10代特有の揺れる感じというか、子ども以上大人未満の青さというか、それをひっくるめての眩しさ、みたいなものは志緒ちゃんを通してよく伝わってきました。その表現はさすがだなと。
物語にはモヤッとしつつも最後まで読み切れたのは一穂先生の文章が好きだからでしょうね。
☆3.5くらいです。
なんだかいろいろ迷子になる。
ネタバレ
2021年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 設定も好きだし出だしも引き込まれる。しおちゃんは好感持てるし先生との相性も良さげ。決して面白くないわけじゃないのに、なんでか思考が迷子になる。まず、2人がお互いどこにそんなに惹かれたのかがわからない…そこがわからないから、お互いの「好き」って言葉もふわふわしてるように感じる。それと先生の過去が重すぎ。取り返しつかなすぎ。普通の15歳には受け止めきれないと思うし、一生ついて回る案件だから、なんかハッピーエンドと言い難い…あと、しおちゃんが先生の子供を勝手に見に行くって言う怖すぎる展開。しおちゃんに好感持ってただけにショックだし結構引いた…最後に、カコイの必要性とは?この人がなぜに登場したのか謎すぎる…重いなら重いでとことん重く、最後に救済とかのが心に響いたかも。でも話の進み方はもっとライトだから、それは読みやすくて良かったけど、重さと軽さがアンバランスでちょっと残念。この作者さんの世界観なのかな?消して面白くないわけじゃないからなんだか惜しいなと思いました。
先生の過去が…
ネタバレ
2020年9月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 歳の差も先生と生徒もすごく好きな設定で、これも期待して読んだんですが、先生の過去がどうしても引っかかってしまい浸りきれませんでした。桂先生が恋をした先生が、自分が生徒と関係を持っておきながら妊娠しても桂先生をフォローすることなく、婚約者と結婚してその人と子どもを育ててくって、先生も婚約者もそんなのあるかって感じ。この過去必要だったんでしょうか。たとえ志緒と幸せになっても苦いものが残る。桂先生自身もそんな過去がありながら高校生の男の子にこんな簡単に落ちるかなぁ。そのあたりがサラッと進んでいたのでちょっとついていけませんでした。一穂先生の文章の感じは好きで、ストーリーもいいんですが設定にどうしても納得いきませんでした。
美しいお話し
ネタバレ
2024年9月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大人の男の人の涙を見て心を奪われた初恋。誰かを真剣に一途に好きになること、その人のこと知り、また色々な想いを抱く高校生の男の子がとても瑞々しいかったです。

でも私は先生を大いに問題視してしまいます。自分に好意を持ってくれた生徒に安っぽい憧れで告られても迷惑だと言い切るのなら、同じ生徒である受けにも全く同じ態度で接するべきです。それでも受けが先生を想い続けるのなら、卒業し教師と生徒という上下の立場が無くなった後で、また新たな関係を構築するべきです。それが在学中告白を受け入れてデートにキスにお泊り?最後まで致してないからオッケーとかって問題では無いですね。この彼は自身が高校の頃暴走し自分で全く責任を取ることの出来なかった先生との恋から何を学んだのでしょう?相手はまだ10代の子供ですよ?今大人の先生はまだ未熟な愛する人をあの時の自分の様な立場に追い込むリスクを考えなかったのでしょうか?

先生と葉子さんが会うあのエピソードは必要?あれで子供の件は一つの区切りとなり、先生の立場としては前に進みやすくなりますが、取って付けたようで、お話しからは浮いてしまっているように思います。
美しい文章だけど、話やキャラとチグハグ
2021年7月29日
情景描写や言葉選びはすごくセンスがあるのですが、キャラクターの心理描写からはズレていると思いました。
回りくどくて大げさな表現が多くて、読んでいて違和感があります。情景描写が的確でないので主人公が突然変な行動をしてるように見えてしまうシーンがありました。
読み応えが良いと感じる人もいるかもしれませんが、私は引いてしまいました。
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攻めの過去の重さの必要性
2020年3月7日
そこまで重いものにする必要があったのかと疑問です。ハッピーエンドにしても少しの辛さが一生付きまとってしまう感じ。
先生は、何かあればどんな時でも絶対に志緒を置いて相手の所へ行くでしょう。必ず帰ってきてくれるだろうけど。
だからと言って、相手を蔑ろにしてしまう先生ではクズすぎて話にならないし。

両方立てれば身が立たずって感じでこの重い過去のテーマは難しく、先生は簡単に志緒に落ちてしまうし子供なんてそもそも内容的に必要ないと感じました。

あと、最後の方で志緒と大事なとこなのに昔の人を見かけただけで飛んでいく先生ってなんなの?って感じでしたね。
ありえない
2021年10月3日
桂先生の過去がまずありえない。責められるべきは「妊娠させた高校生」ではなく「婚約者がいながら教え子に手を出して無責任に妊娠して更に騒ぎを起こした教師」でしょ。にも関わらず、仕送りまでさせて10年も放置って…。こんな不自然な設定要ります? 先生被害者なのに。しかも先生もまた教え子と云々って。卒業まで(関係を)待てばいいってもんじゃないでしょ。青赤黄も読んだけど、とにかくモヤモヤしました。
挫折した
2021年3月15日
先生がやらかしたことにドン引きして、志緒も応援できる要素を感じれず、途中で読めなくなりました。子どもが絡む話しは苦手なうえに重すぎて、先生の過去いる?ってレベルで受け入れ難い。評価の高い作家さんで表現はとても美しいと思いますが、どの作品も読みづらいんですよね。小数意見だと思いますが…
多分大多数が好きだと
2015年12月19日
BL好きで、エロ少なめを好む人は大多数が選ぶ作品だと思います。ただ、私はダメでした。面白いし、他の本も読んでるのですが、文学作品とダブる感じが慣れませんでした。
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作家名: 一穂ミチ / 竹美家らら
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 新書館