受けの受信能力があったとして、あそこまで暴力を受けてなお、受けた痛みを忘れてまた愛せるって理解できない。怪我が治るとしても暴力で受けた痛みは感じてるから記憶もするわけで、忘れられるモノではないと思う。それを上回るくらい攻めを愛しく思う設定なんだろうけど、最初から「嫌なのに何故か逆らえない」風で始まり、男性と関係を持つ葛藤なども上っ面を滑っていく。残酷設定は読者が受けへの応援とか感情移入するための要素だと思うけど、この受けの性格は「痛くても治れば忘れられる」なので同感しようがない。
割と1巻通してそんな感じなので、愛へと気持ちが変わるステップも全く理解できない。
攻めの方がまだ一貫性があるのでマシ。