騎士と誓いの花を読んで、六青先生の別の作品が読みたくなってこちらを買わせていただきました。どちらも光の螺旋シリーズという括りのようです。
受けがモブレされる展開はもう、知 っ て た 感。
そのおかげか(?)騎士と誓いの花に比べて、全編通してあちこちに濡れ場のシーンがあります。そして、そのせいか(?)肝心のリーンとカイトの結ばれるシーンがサラーーッと流れていって、おいおい!このシーンが一番肝心でしょうよ!もっと二人のイチャラブエッチを見せてください!という飢餓感に耐えかねて二巻目に手を伸ばすという……。や、やられた!悔しい!でも買います!
受けが酷い目に遭う境遇には涙と鼻水が止まらなくなります。
騎士と誓いの花で、リィトの健気さに涙した人ならまた号泣できると思います。他サイトのレビューでは悲惨すぎるとか色々ありましたが、私には御馳走でした。むしろ六青先生のこういう陰惨なシーンも恐れず書くところが好きです。
私はモブレ萌え!なので、それ目当てで買ったようなものでしたが、モブレされながらもずっと受けが攻めのことをずっと好きなまま健気でいてくれるので、受けに嫌悪感抱くことなく、もうずっと「幸せになってくれぇ~!」と応援しながら読むことが出来ました。そこも六青先生らしいですね!
あと、個人的にはこの作品は当て馬野郎達がいい味出してました。
盗賊団の頭領然り。あと他にも。
みんななんだかんだでリーンの事を大事にしているのがわかるのが読んでて安心出来ました。そしてリーンを奪い合ってるのがいい。
個人的には満足な内容でした。これから次巻も読みます。