ネタバレ・感想ありモルグの番人のレビュー

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甘さと辛さが共存した究極の10年愛!
2024年6月18日
サスペンス要素もあり凄く好きな作品でした。

過去の経験から感情が死んでしまっているロボットのような柳と、
柳を学生の頃から思い続けている須賀の関係性が良かったです。

お互いに想いあっているけれど、その感情をどう表面化していいのか
分からないモダモダ感があり、柳の心がどう動いていくのか凄く楽しみに
しながら読みました。

結ばれてからは柳が無自覚天然エロで、そのギャップも好きでした。
甘さはあるけれどもくどくなく、程よくシリアスな部分もあり
緩急あるストーリー展開が読んでいて全く退屈しませんでした。

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攻めの献身と受けの不器用な執着
ネタバレ
2023年1月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても面白かった。高校時代からの友人の二人。攻めは受けに長い片思い中。受けはIQ200の天才肌だけど感情の機微に疎く冗談や比喩を理解するのが難しかったり、変化や予想外の出来事が苦手。そんな受けがパニックにならないように友人のままずっと同じ距離を保とうとしている攻め。毎月同じ喫茶店で同じ飲み物を飲んで少し語り合う、そんなルーティーンな日々にきな臭い事件が関わってサスペンス風味に。事件はとても辛くてしんどかった。攻めは受けにそこまで好かれている実感はないんだけど、傍目から見るとめちゃくちゃ気に入られてるし執着されているのが良かった。恋愛感情がわからないなりに攻めを気にして攻めの助けになりたがっている不器用な受けも良かった。受けの独特な愛情表現や甘えが面白い。何よりそんな受けを理解し付き合い続ける攻めの忍耐と愛が凄かった。
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続きが読みたい!
2021年8月7日
他社さんで読んではまりました。何度も読み返したいから、シーモアさんで購入を思案中。シリーズ化してほしいなあ。続編が出たら真っ先に購入します!
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表紙詐欺!エロい内容ではありません(笑)
2019年6月9日
ロボットのように感情を見せない受けが、その背景は痛ましくその内面はいじらしくて…、ド嵌りしてしまいました!とても生きるのが下手な受は愛する人を守る術は人並み以上に持っていて男前なんです。…もう、こういうの大好き!(笑)攻は強面一途攻。真綿で包むが如く優しいんです。全てが性癖に嵌りました!とある事件を追う二人ですが、設定もちゃんと練られていて、でもしっかりガッチリBLです。Hは少な目ですが、濃厚でめっちゃ可愛くて。
ぜひシリーズ化してほしい!
2017年12月12日
ある事件を追う事になって一生変わらないと思われていた二人の関係が動き出すんですが、ポツリポツリと語られる柳の傭一に対する想いが切なかったです。機械人間と言われる柳が傭一の言葉や気持ちに反応しているのを見ると可愛くて仕方ないです。思った以上に柳の過去は重かったですがナイトに見守られながら人間らしくなっていくのも良かったです。
続編出して~!!
2025年4月6日
サスペンスあり、愛あり、一粒で何度でも楽しめる良作でした!設定も凝っていて、ぜひシリーズ化してほしいです。これで終わりじゃもったいない!あと2冊ぐらいで愛を育んで欲しい。受ちゃんがどんどん人間らしく攻様を好きになっていってほしい、そして攻め様はそんな受ちゃんを見てもっと執着してほしい~!!やばい、妄想が止まらない。。
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受けの過去が辛過ぎる
ネタバレ
2024年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 淡々と進むお話を読み進める内、受けの過去が明らかになって衝撃を受けた。生まれながらに感情が欠損していたのかと思っていたが、育つ環境のせいでもあったんだと知って、攻めと出会えて良かったと心から思った。攻めももうちょっと早く行動出来なかったのかと焦ったかったが、事件に関わることでより互いに理解することになったのかな。幸せになれよと思う。
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煮詰まる10年愛
2020年8月10日
新聞社で死亡記事関連のデータばかりを取り扱う部署(通称モルグ)に務めるIQ200の柳。そんな彼を密かに愛し、支える記者の傭一。苦節10年、煮詰まっています。
ある日、傭一が手違いで入手した裏DVD。非道な事件を解明するべく動く二人。柳の過去、そして被害者が加害者になるのは悲しすぎます。事件をきっかけに友人だった二人の関係も変化。一見、感情はないかのように見えますが、傭一にだけは心を動かす柳。
周囲からすると異常に見えても、二人はお互い愛と執着でいっぱい。それにしても柳の凝視が伏線とは!事件自体はあっさりで物足りなさもあり。二人の心情が中心でした。
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無題
2017年9月26日
受の柳が人形のように表情はなく、機械のようなんだけど、攻に対する執着は半端ないと思う。二人の友人が言っていたように、くっついていたいって気持ちだけじゃなくて、好きって気持ちがだんだん芽生えてくれればなぁとゆう期待を込めて。
執着が半端ない
ネタバレ
2015年10月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ IQ200の美人受けと寡黙で硬派な強面攻めのカップル。

受け様が、攻め様に改めて会う時にいつも確認のため認証作業が執拗なのですが、それがそういう意味があったのかって後半で判明して切なくなります。
とにかく、お互いの相手に対する執着が半端ないです。
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作家名: 今城けい / 陸裕千景子
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 白泉社
雑誌: 花丸文庫