ネタバレ・感想あり札幌の休日のレビュー

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スローな恋
ネタバレ
2023年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 皇のがんじがらめになっていた人生に、芦谷との出会いで少しずつだけど、皇が自分に向き合うように。お互いの想いがお互いを尊重するあまり、通じ合ったかのように見えて違う方向に進んでいくのに、モヤモヤでした。皇の見えない殻がどんどん剥がれていって、芦谷との距離が詰めたかのように見えてまた離れていくところ手に汗にぎる状態でした。
皇と芦谷のスローな恋はようやく実って、あつい話が展開するのかと思いきや、まさかの遠距離恋愛に。離れ離れになってしまうところは涙が溢れてきそうでしたが、心の距離は近くにある感じで強い絆で結ばれて。まさかの最後は振り出しに戻る?!お隣さんって。顔がにやけてしまいました。2人の今後を想像しています。
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懐かしい!
2015年9月2日
十代の頃に読んで……ちょっと何年たったか忘れましたが、引っ越しを繰り返すうちに手放してしまった本をもう一度手元に置くことが出来て感動しています。文庫本で復刊しているのはみたのですが、電子書籍なら今後も手元から離れないでいてくれることでしょう。
昔の作品という事で、デートや電子機器に時代を感じる部分はあるものの、90年代の札幌という舞台背景の中での話に引き込まれることでしょう。まだ1巻目ですが、はやく札幌の休日全四巻と東京の休日全二巻と続きを楽しみにしています。
ゆっくり育む恋。
2024年5月14日
携帯電話の無い時代背景がなんとももどかしいってのが印象に残った作品ですね。
遠回りする分、お互いの絆が深くなったり、或いはすれ違いがなかなか解決できなかったり、だけど人との関わり方の根本は一緒なんだろうなと感じました。
こんなゆっくりの関係性もいいですね。
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😄せつないがいっぱい
ネタバレ
2017年2月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ まあひたすら受様がグルグル切ないがいっぱいなお話でした。攻め様も受け様を大事にし過ぎで、ちょっと気ぃ~長すぎって思います。カップルになるまでが長かったので、大学卒業して両想いのラブラブなお話をもう少し読みたいって思います。
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誰かを傷つけ、誰かに傷つけられ
2021年5月1日
1994年に発売、2010年に復刊。絵柄は一見綺麗ながら、よく見ると微妙で文とは違う印象。
1巻 家族と上手くいかず、他人とは一線を引く篠沢。そんな時に出会った隣人の芦谷。芦谷によって変わる篠沢ですが、芦谷の彼女や友人の真史に無自覚で嫉妬。最後に自分の気持ちに気がつく篠沢。後半はやらかし気味だった芦谷視点。篠沢のことでお悩み中。彼女より篠沢を優先するのは、もう彼女に気持ちがないのでは?
2巻 芦谷への恋愛感情を自覚した篠沢。自分の気持ちを持て余して悶々。家族からは見合いをさせられ、恋に限界が来ている篠沢は、奈里子と付き合うことに?!
3巻 奈里子と交際しながら他の女の子達との飲み会に参加。やけくそ大荒れの篠沢。芦谷とは距離を置く日々。篠沢が初めて家族に反抗。奈里子や真史に後押しされ、覚悟を決めたのち、ようやく?くっつきました。後半は1巻に続き芦谷視点。友情か愛情かで芦谷も悶々。
4巻 想いが通じて1年。札幌で就職を決めながらも不安を感じ、また家族との関係に揺れる篠沢。最終的にはわだかまりが解けますが、父と母が全ての元凶では?やや綺麗事すぎる幕引きですが、無事ハッピーエンド。絢子には仕事を辞めず、バリバリ働いて欲しかったです。
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紙媒体
ネタバレ
2020年10月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買い。とりあえず二巻まで読んだ感想。自分からは何も言わないくせに駄々をこねているとしか思えない行動をする皇がウザい…生まれとかで悩みがあるのも分かるけど、それにしても考えが後ろ向きすぎる。自分が不幸の中心!って感じにイラつく。ラストまで読んだら幸せに心が満たされるのか?全部読んだから再レビューします。3巻に入り皇は最低野郎になり下がっている…自分の事しか考えられない可哀想な自分は不幸。…って周りを見なさすぎ。自分が悪の種と言ってるけど、そこまで自分を卑下する必要なし!ってかホントお子様で嫌になる。周りに良い人が沢山いて、自分の悪いところを振り返える事が出来て良かったね。これから前向きに生きられるといい。やっと完結。思っていた流れで、皇に反抗期とかあったら、もっと早く家庭不和も解決できたのでは?とか思っちゃいました。まぁそれじゃさくひんになりませんが20まで引きずる話じゃ無いよね。って感じで全体的なストーリーは良いんだけど主人公に感情移入出来なかったままだったので評価は変わらず★3で。
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ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 新書館