たまに、きもうざ平良に会いたくなるのです(笑)
光と闇のような天と地のような、それでいて表裏一体である事で鼓舞し高みを目指す相容れない二人。
BL作品ではありますが、自分の人生を不器用に壁にぶつかりながら足掻いて進む若者のお話。
人生の進み方も選び方も見ているものさえ違うのに、光に惹き付けられ、闇の眼差しに射られてしまった二人に私は囚われてしまっています。
ネガティブ俺様平良。
天照大神清居。
初めの方はねっとりとしたラブストーリーのように美しい清居ときもうざ平良のピュアさにキュンとするのですが、どんどん引き込まれていくうちに2人の個性が全面に押し出されてきます。
そうなるともうキュンとするやら悲しくなるやら吹き出すやら(笑)
ネガティブ惑星の思考回路がとにかくよく分からないですし(笑)はるか斜め宇宙から降ってくる平良の思考にギョッとした清居のツッコミに賛辞を送りたくなります。
2人が愛し合うシーンはそれはそれは甘くて激しくて拝みたくなります。ホントホント。
ドラマが始まったということですね。
私、そちらはまだ見ていませんが文章でもご堪能下さい。
葛西先生の挿絵も美しく、間違いなく面白いですから。
3巻まで読了。
次巻が待ち遠しい!待ち遠しすぎる〜。