ストーリーもおもしろいしキャラも魅力的なのにとにかく文章がわかりにくい。ノリとテンポとスピード感はあるけど、そのせいで必要な状況説明ぶっ飛ばして進んでいくから状況が良く分からないシーンがしょっちゅう。ただでさえぶっ飛んだ思考のヒロインの一人語り調なので、オタクの暴走した妄想語りを読んでる感じ。そこが面白さではあるのだけど、最低限の状況説明は入れて。丁寧に読み返しても何を言わんとしてるのかどういう状況なのかわからない時があって疲れる。こんなノベル初めて…。中身は筋金入りの腐女子なのに、外見と振る舞いはかなり聡明で美しい完璧な貴族令嬢ってのが面白いし、脇のイケメンも良い味出してるし、ストーリーも面白いから普通に楽しみたいのに…。あとおまけのラストが。ここで終わりぃ?なんか小説というより作者さんの妄想を長々読んだ気がするなぁー。おもしろかったけどさー