ネタバレ・感想あり人でなしの恋のレビュー

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面白かった!
2023年12月9日
メインは二人なのですが、3人で仲良しの関係で見えているものがそれぞれちがう描写がよすぎてあっという間に読んでしまいました。黒木のスピンオフないのかな…
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拗れ拗れた3人は
ネタバレ
2023年7月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ それぞれに思ってる事があって。恋はどこへ向かっていくのか。自覚していない恋心も。仁科はどっちも失いたくない。どちらがより?と聞かれたって、きっと決められないし。ゆくゆくは黒木の出した答えがなんであれ、それに従ってしまいそう。そうなったら、花房はどうするんだろう…。花房が一番大変な気もする。作者様が、雑誌掲載時に随分と改稿入れたそうです。後半のお話で、女が仁科に言うセリフがなんとも.。お前は私だとも言われてるんですね。きっと。人でなし。仁科のことなんですけど、仁科だけなのかしら。金の小鳥の鳴く夜はとリンクしてます。
真っ直ぐ
2017年1月3日
花房がとても硬派な感じなのに、仁科への思いや態度があまりに真っ直ぐで、大変萌えました。自分の大切なものを失っても求め合えるっていいですね。
三角関係とホラーの二本立て
2024年10月15日
三角関係が出来て壊れるまでの話と、ホラー仕立ての友情復活編に、分かれてる感じ。攻が一途で優しいので癒やされます。誰も人でなしではないと思う。
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種類が異なる大切な想い
ネタバレ
2022年5月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「金の小鳥の啼く夜は」に登場した仲の良い学生3人組のお話。
登場人物は、類い稀な文学的センスを持つ仁科、人当たりがよく温厚で誠実な花房、華奢な見た目に反して男っぽい性格の黒木。始めこそ良いバランスで友情を育んでいても、一度その均衡が崩れてしまうと‥。
なかなか難しい三角関係ですが人物描写と心理描写がとてもお上手だったのでお互いの立ち位置や相手に抱く感情などが理解しやすいです。特に仁科の感情は理解できるからこそ厄介で。この仁科、唯一無二で稀有な才能の持ち主でどんな状況にあっても花房は言わずもがな、黒木に対しても変わらず大切に思う気持ちが健気で純粋。だからこそ、彼を人でなしとは言うには抵抗がありました。
途中、江戸川乱歩調のホラーな味付けがありますが、あちらとは全くの別物。人でなしというよりも、1人の人間が抱く種類の異なる大切な想いが誠実に描かれていたと思います。ただ、金の小鳥〜に比べると少し中弛み感もあったので星4つで。
最初に方は
2023年5月12日
モダモダと進んだ感じでした。同級生3人の片想い、誤解と勘違い、それに自覚無しの三角関係です。友情とそれ以上の気持ちの区別が付かないのは同性であれば極自然なことですね。後半は怪奇要素が入り思いがけない方向へと物語が展開されて驚きました。臨海学校中のあのエピソードからの拡がりでしょうか。題名の「人でなし」ですがこれは主人公の事なのでしょうか?でも彼人でなしでは無いですけどね。
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