ネタバレ・感想あり契婚 ~鬼の恋と乱れ華~のレビュー

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鬼と人
2024年4月4日
鬼は人を怖がり、人は鬼を怖がる、そんな和風ファンタジーの世界です。主人公の千景は、鬼斬り隊の隊長、相馬に強烈に反発しつつも惹かれていきます。でも千景の心には幼なじみの鬼のたっちゃんがいて、目の前にいる人と心の中にいる人との間で揺れ動く気持ちが切なく描かれています。「千景は俺の灯だ」というセリフが本当に生きていて、千景の存在、言葉を、生きるたったひとつのよすがとして抱えてきたことが、説明はないけれど感じられるようになっています。千景の強さとたくましさ、相馬の孤独と必死さがリンクしていて、とても魅力的な物語になっています。鬼に噛まれると「鬼憑き」になり男を誘うというエロも上手く絡めていて、400ページ超えのお話があっという間に読み終わりました。ひとつ気になるのは、角を折った鬼が早死にするという設定です。その設定についてはラストまで何も言及されないままだったけれど、そこは救済が欲しかったな。
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良かったです
ネタバレ
2023年6月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ ページ数多く話も飽きさせずで面白かったです。鬼の幼なじみと討伐隊とどっちが本命?と読み始めましたが、上手く収まりますのでご安心を(笑)受が鬼に噛まれたことにより体だけ先に繋がる両片思いですが、なかなか成就しなくて楽しめました。舞台は仮想日本なのにあまり脚色がないのも良かったです。エロは他作品に比べほどほどかと思いました。
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けっこうエロでした
2021年1月30日
読み終わってからこの作者様の作品を読むのは三冊目だと気づきました。以前読んだものはどちらも女の子みたいな主人公でしたが今回の千景は見た目と違う気の強さがいいですね。設定は流行りの漫画に似た鬼討伐が出てくる和風ファンタジーで懲りすぎず、でも読みやすい世界観になっていて肩こらずに楽しめました。硬派な話かと読みだしたらけっこうエロでした(笑)
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予定調和
2020年1月17日
意外な展開もなく予想通りに進んでいきますが、そこはBL的様式美だと思います。
私としては攻めは変に執着だけ見せて、必要以上に冷たくしていた意味がないと思うのでもう少しだけ柔らかくても良いのでは?と感じました。
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良い
ネタバレ
2018年1月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 和風ファンタジーBLで、表紙だと儚げな感じだけど意外と気が強い受けでした。
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適度にハードで甘い展開
2017年10月1日
作家買いです。あらすじでドロドロなハードBLかなと思いましたがさじ加減が絶妙で、万人向けの甘めの伝記ファンタジーBLでした。鬼の説明や幼馴染の過去の経緯などは断片的なので少し不可解な点もありますが説明に尺を取らずBL展開のみに集中できる萌えファンタジーものと割り切ると楽しめました。個人的には購入して良かったです。表紙のイメージのキツめのキチク攻めを期待すると物足りないかもしれません。
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初めての作家さん
2016年12月28日
設定につられて購入しました。面白かったけど、イラストが残念で、⭐1つマイナスです。難しい設定だけど、無理がなく読みやすかった‼
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王道なのかな
2022年6月7日
先が読めるような展開だし相馬が誰なのか会った時にはわかるんだけど、その分安心して読めると言えるのかも…。
2度読みはしないかな。
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期待どおりでした
2017年3月27日
初めての作家さんでしたが、挿絵の兼守さんが好きで、設定が好みだったので読んでみました。

人外でちょっと日本の近代を思わせる雰囲気も良かったし、鬼の設定がうまく生かされていたと思います。
途中というか割とはじめの方からオチは分かってきますが、情景の描写が上手いので
ダレずに読めます。

こんな風に互いに思い続けるのなんて、理想の執着です💕
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兼守さんのイラスト
ネタバレ
2016年12月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 鬼に印をつけられた主人公。印をつけられた者は雄を引き寄せるフェロモンを出しますが、何とか危機一髪のところで相馬に助けられます。最後はラブラブです。相馬が幼馴染みのたっちゃんと同一人物でよかった^_^
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作家名: つばき深玲 / 兼守美行
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: KADOKAWA