ネタバレ・感想ありノーモアベットのレビュー

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祝直木賞受賞!これはBL小説
2024年7月23日
一穂ミチ先生、直木賞受賞おめでとうございます!3度目の候補だったのでそろそろかなーとは思ってましたが、実際に受賞されると感慨深い。。嬉しい、そして寂しい。私たちのミチ先生が完全に一般小説へ旅立たれてしまった!BL波止場で涙と笑顔で手を振りましょう。ご武運とご幸運をーー私たちのことを忘れないでーーー時々でいいから思い出してーーーそして世間一般の荒波で疲れたらいつか帰ってきてーーーー。商業ではない形で書くかも、、との受賞インタビューがあったので、いつの日かのお帰りを待ちましょう。そしてその作品の電子化を切に祈りましょう。

さてさて、ミチ先生の作品は全買いしてるけどBL新作はしばらく読めないだろうからもったいなくて積読してる山から、長年のミチ先生に勧められたこのシリーズ。読むなら今でしょう、と受賞記念に読みました。

ノーモアベット→ワンダーリング(スピンオフCP)の順番でぜひ。

ノーモアベットはポーカーが題材、東京湾に設営された公営カジノが認められた世界線、都庁から広報として派遣された真面目な逸と従兄弟でポーカーのディーラーの一哉、一緒に仲良く育ってきたのに、一哉は逸の父親に従って世界中のカジノをまわり、逸はカジノを嫌って都職員というお堅い職業についたのに、なぜか新設のカジノで一緒に働くことになり、顔を付き合わせれば言い争いになってしまう、どうしてなんだろう、、というお話。
ポーカーのルールが作中わかりやすく説明はされてますが、もっと知っていれば、もっと楽しめたのに!特にくっついてからの後半のモナコでの勝負を、もっと知りたかった〜
勝負師の目ってありますよね。勝ち負けにこだわり、見逃さなくて引き寄せる目。ゾクゾクしながら読みました。
シリーズ全体としてCP仲は甘くはないです。口喧嘩が楽しい。あ、この作品の方が甘い、かな。特にスピンオフの次作「ワンダーリング」はツンデレのツンがかなり多めのケンカップル、こことここがくっつくかーって面白かった。これから読む方は、スピンオフのあらすじ読まないで読むと余計に楽しいかも。

Assort mixに番外編いくつか載ってるので、そちらも本編読後にどうぞ〜。ミチ先生、こういう短編ほんと上手よね
楽しかったー
2022年12月19日
一気に読みました。ものすごく楽しくて!!
2人のやりあいが楽しいのもそうですし、盛り上がるところがすごい!
楽しい作品。
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作者買い
2022年9月5日
一穂先生ならではの言葉の応酬や駆け引きなどあっさりめで拗れているわりに分かりやすい素直なカップルでした。恋と自覚した瞬間の過去話なんなあったらより一層キュンときたかもですが、なかなかお目にかかれないギャンブルのお話は面白かったですし、一穂先生の作品を読み漁っていますが引き出しの多さに改めて脱帽しました。
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スリリングな展開
2021年5月6日
義理の兄弟の一哉と逸。一哉が逸と義兄弟になった経緯、ギャンブルのために世界中を飛び回る父と逸の確執、その父についていった一哉に対する逸の思い、一哉の逸と義両親(逸の両親)への思い。いつの間にか物語に引き込まれます。後半の一哉と逸の勝負は手に汗握るスリリングな展開。ポーカーのルールを知らなくても十分楽しめます!その後の話となる2話目も、勝負の緊張感がすごくて読みごたえ十分ですー。
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かなり好き
ネタバレ
2019年8月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ イラストがめちゃくちゃ可愛くてとても話に合ってます。
架空のカジノの話ですが、実在しているように展開されます。
攻がやきもちやく場面、勝負場面、が特に面白くて一気読みしました。
2話目よりやはり1話目が好きです。
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正反対のようで、より過激な義兄弟
2019年7月31日
いとこかつ義兄弟のおさななじみの二人のこじらせたやり取りがかわいい。カジノディーラーの父親に影響を受けまくりの攻め(義理)と、少し普通じゃない家庭と風来坊の父に反発してお堅い公務員になった受けの、両片思いだけど中々かみあわない感じのキュンキュン感と、受けが吹っ切ってからの突き抜け方がよかった。
大好き同士!
2018年4月16日
カジノのことは全然わからないけど、おはなしがあまくて良かったから全然問題なし!大好きなお話。
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楽しい家族
2017年12月24日
お父さんは何となく情けない感じに見えますが、一哉を引き取ってきたときの台詞が素敵です。香澄ちゃんはどんな時でも男前だし、一哉も逸もとってもいい息子だと思います。
多少の不安とか抱えつつも、お互いに信頼しあってるのが伝わっていいなぁ~と思いました。
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読み応えあり
ネタバレ
2017年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ ポーカー勝負の場面では、主人公の行動がスローモーションで見えた気がするほど、まるで映画のような臨場感にハラハラドキドキ、きゅんきゅんしました。ページ数も多く読み応えがあります。
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カジノ
2017年4月25日
カジノが舞台。










ディーラーの一哉と、いとこで都庁職員の逸の話。









逸の父は、プロのギャンブラーでいつまで経っても子どもみたいな人。










そんな父に反感を覚える逸は、カジノの世界に足を踏み入れた一哉とも微妙な関係に。









子どもの頃は仲良くできたのに、大人になってからは会えば口喧嘩。









ポーカーとかまったくわかりませんが、問題なく楽しめました。










作者さんの文章力を実感しました。










私は逸にかなり共感したので、ちょっとお父さん!と思う事が多々。











ケンカップルというほどではないにしろ、なんか言い合いになっちゃう逸と一哉の関係がリアルでした。
作家さん買い
2022年8月16日
作家さん買いです。兄弟のように育った従兄弟の2人です。カジノのディーラーとカジノ担当の公務員の2人が、ポーカーをするシーンはドラマチックでした。
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カジノ
2022年8月11日
作者買いです。架空のカジノ場を舞台とした従兄弟同士のお話で、グイグイと惹き込まれてしまいました。が、従兄弟同士で、幼い頃から一緒に育った環境、その二人が恋愛という設定に若干感情移入出来ないところがありました。
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素敵な家族
ネタバレ
2022年8月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼なじみの従兄弟で、尚且つ義兄弟という関係の爽やかcpのお話でした。お付き合いするまでとその後の2話入っていて、最後まで楽しめました。逸くんの父親に対する複雑な想いなどが絡んでのお話でしたが、一哉くんの立場と想いの方が強く印象に残りました。お父さんと香澄ちゃんも色々想う事があっても繋がっている、家族4人の関係がとても良かったです。イラストもとっても良かったです。
カジノが舞台なんですが…
2021年10月29日
ポーカーとか、カードゲームの詳しいルールがよく分からず
、たぶん7割くらいしかお話を楽しめていないのではないかと思います。まぁ、雰囲気だけ&勢いで読んでもそこそこ楽しめるので、そこはさすが一穂先生だわーと思っております。
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面白かった、けど
2021年9月30日
カジノが舞台で、ポーカーの話題が多く出ます。
話は面白く、二人とも可愛いし、ラブストーリーとしては大満足です。

でも…やはりカードは視覚情報じゃないとパッとわかりにくくて…
あれ?いまこれでどっちがどうなるんだ?とちょっと面倒になって飛ばしてしまいました。ゲーム描写…。
すいません。これは私の理解力の低さとポーカー興味のなさのせいかもしれません。

見所はたくさんあり、萌えもあり、両片恋もかわいく(成人二人なのに二人とも高校生のよう)

スピンオフはあっさんなのかな?
そちらも読んでみようと思います。
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面白かった!
ネタバレ
2021年5月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。今回も面白かったです!カジノでの勝負のシーンはドキドキしました!マカオでの二人のラブラブも良かった!お父さんとお母さんのはSSも読みたくなりました。
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カジノが舞台のBL
2018年11月26日
カジノを舞台にしているというのは他ではあまり見なくて新鮮で面白かった。ポーカーのルールを知っていればもっと楽しめたかな。
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カジノのある日本
2018年1月4日
ポーカーやカード、テーブルゲーム自体のルールをまったく知らないのですが、雰囲気でパラレルワールド設定を楽しめました。従兄弟→兄弟(戸籍上)になった二人、色々こじらせていますが最後は甘い関係になるので良かった。
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特徴として
2024年8月10日
主人公が相手のどこをそんなに好きなのかがあまり描かれていないことが多い作者さんだけどこれはわかりやすい方かな。けど当て馬っぽいオーナーが真剣に逸を口説くことはないし、一哉を目の敵にするマカオのディーラーの感情はもっと詳しく知りたかったしそれこそオーナーとの繋がりをもっと詳しく。ギャンブルが嫌いでポーカーも知らないので勝負のところも緊迫感は感じるものの冷めた目線で見てる自分がいて、魅力的な人達なのはわかりますが別世界の人達という印象でした。
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スピード感があって良かったけど
2024年1月21日
2人の気持ちがわかるような描写が最初にあったら良かったんだけどな。
お父さんがとにかく最低なクズにしか思えなくて、読んでいてイライラしてしまった。
どちらかが我慢する関係って見ていて辛いんだけど、他の方は可愛いお父さんと言ってらっしゃるので個人の感じ方かな。
軽い
ネタバレ
2018年1月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんの作品にしては登場人物の心の機微が浅かったような…。ふたりが結ばれるまでの間に、お互い好きなんだなって感じられるエピソードや会話のやりとりがあまり無かった気がしました。だから、くっついたときも「あ、そうなの?」と…。小説を読む中でふたりの本心を知るというより、あらすじや設定から多分そうなんだよね、と本心を推測して納得した感じです(笑)もっとモヤモヤしたり不安になったりして欲しかったから、物足りなかった。その分(?)エロは作者さんの本の中では濃かったと思います。サクッと読みたい時にいいかも。ダメンズギャンブラーなお父さんがかわいくて好きでした。
わりと健気受け
ネタバレ
2017年8月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ という印象を受けました。口うるさい幼馴染み、と見せかけて、さみしさを抱える彼女ポジションなのかな〜。複雑な家庭で、攻めと受けは家族として育ちました。各国のカジノにかじりついてなかなか帰ってこない父親サイドには攻めが、夫の帰りを待つ母親サイドには受けがどうしても肩入れをしていて、なかなか合わさらないお互いの気持ちがもどかしい…
でも最後には受けが半端ない漢気をみせてくれました😄
ギャンブル家族
ネタバレ
2025年2月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 妻から常に家に居ないプロのギャンブラーの夫に対する想い、妻子の元を離れ海外のカジノへと行く夫の不安、幼い頃から一緒に育った従兄弟のお互いに対する片恋、父と実子である自分よりも父を知り理解する近い存在である従兄弟に対しの複雑な思い、と切なさの溢れる作品。でも最後は全て博打にて決めるってそれは何とも言えないです。

当て馬さんとても中途半端な絡みで残念でした。
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合わなかった
2023年8月17日
著作を一気買いするくらいハマっていた作者さん。なのですが、今作は読んでいてちょっとつらかったです。
理由は主に二つで、一つは主役カップルの恋愛描写が不十分なように感じたこと。家族愛としての印象のほうが強く、感情がついていきませんでした。
もう一つは、最も緊迫し盛り上がるはずのポーカーの場面がわかりにくいこと。申し訳ないですが読み飛ばしちゃいました。
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作家名: 一穂ミチ / 二宮悦巳
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 新書館