ネタバレ・感想ありその刑事、天使につきのレビュー

(4.0) 6件
(5)
2件
(4)
2件
(3)
2件
(2)
0件
(1)
0件
ロマンチック
2023年8月2日
刑事ものだけど、甘い。ストーリーも非常に面白い。
こんな天使いるのかってぐらい瑞樹は純真です。出水がそんな天使に出会え変わっていく様が良いです。
やっぱり好きだな剛しいらさん。
いいね
0件
その検事、大天使につき
ネタバレ
2023年4月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小川瑞樹刑事は、その名前に、父の名前の芳樹と母の名前の瑞音から一字ずつもらっている。両親に愛されて育ち、少年期には父とともにアフリカなど数か国で暮らし、語学に堪能だ。アフリカで、言語学者の父が行方不明になった後、日本で、書家の母と祖母とともに暮らしている。
アフリカの小国の出身者が容疑者とされた事件で担当となった出水知典検事と事件の真相を探るうちに、お互いに気になる存在になる。
そして、出水が、瑞樹の行方不明の父の情報を得るために、外務省に働きかけてくれたことで、大使館や現地の国の役人が動き出した。
最終的に、事件を解決して、出水と瑞樹は、無罪となった容疑者を彼の国に移送した後、自由の身になった現地人の彼と彼の身内と共に、行方不明の父を探す旅に出る。
無事に父を見つけ出すことができた瑞樹にとっても、彼の母や祖母にとっても、出水は、天使よりも更に上の存在である、大天使と言っても過言ではない。
もう、死んでしまって、二度と会うことはないかもしれないと思っていた父を見つけ出すことができたのは、出水の力添えがあったからだと言える。
出水は、瑞樹を自分の処に来てくれた天使だという。その気持ちもわからなくもない。
いいね
0件
清らかな坊ちゃん天使
ネタバレ
2024年8月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 刑事なのに世間ずれしていない箱入りおぼっちゃま、もとい天使くん。刑事ものとしては少々さらりとしていますが、たまにはこんなヘビーではないのもいいですね。まずはアフリカ青年の冤罪が証明されてひと安心。さらに天使くん瑞樹の行方不明の父親も無事に見つかり、(若干ここはご都合主義ではありましたが…) まあ、ハッピーエンドでめでたしでした。検事の出水の印象が人間不信でクールなお堅い仕事に厳しい人。からの天使くんと出会い徐々にその彼の態度が軟化していき、優しい人間性が垣間見えるさまがとてもよかった。しいら先生の文体もシンプルですが頗るよい
楽しめました。
2018年10月27日
外国人が起こした事件を解決するために奔走する二人が自然と惹かれ合う様子を淡々としたリズムにもかかわらずロマンティックな雰囲気たっぷりに両サイドでテンポ良く描写されたラブストーリーでした。主役片方が(人間だけど)マジ天使です。
まぁまぁ面白いな
2020年10月26日
刑事物、事件モノなんだけど!
外国人、それもアフリカだったりするから。
ちょっと哲学的と言いますか。。。

あ、でもストーリーに深みがある訳じゃないです。



いいね
0件
推理小説の中にBL…
2017年7月31日
検事(攻)と刑事(受)。程よく、どちらの目線でも書いてあり、お互いの気持ちが伝わってきました。刑事さんの仕事が通訳が主なので、容疑者には複数の外国人が登場。一緒に事件を解き明かしながら、気持ちが通じあっていきます。なのでストーリーの主は事件って感じですねー。推理も入り面白かったですよ。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!
作家名: 剛しいら / ひたき
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 海王社
雑誌: ガッシュ文庫