ネタバレ・感想ありグッバイ、マイドッグ【イラストあり】のレビュー

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アカン、犬はアカン、反則...
ネタバレ
2022年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 美貌の青年 馳辺一夏 23才×喫茶店のマスター 小野寺璃人 35才
ワンコ攻め好きですが、こちら本物のワンコです。殺処分寸前で救われた犬(イチ)が飼い主(璃人)に可愛がられ幸せな飼い犬生活を送っていたところでその犬生が暗転します。璃人を助けたいと懸命に守って、愛して、その健気な姿に幾度涙腺が緩んだことか。途中、もう気づいてあげてと璃人にイラッとしますが、いやホントによかったです。犬映画の「僕のワンダフル・ライフ」とか好きなのでツボりました。「飼い犬に手を咬まれるな」(←犬のお話ではないです)の作者様がこんなに優しいお話を書かれるとは。違う系統ですが、あちらもよかったです。これからは作者買いしようと思いました。いい本に出会えました。
2014年5月 総353ページ 挿し絵あり
号泣必至、犬好きの方もそうでない方も
ネタバレ
2021年10月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 設定はかなりのファンタジーではあるのですが、飼い主を真っ直ぐに慕う犬「イチ」の、おとぎ話のような優しいストーリーです。
はじめの飼い主がひどい奴で逃げ出して野良犬となり、殺処分されそうだったところを璃人に救われたイチ。生きる希望をなくしていたイチですが初めて惜しみない愛情を与えられ、生まれて初めて幸せな日々を過ごします。楽しくて幸せで世界の全てが璃人になってしまう程。孤独だった璃人にとってもこの出会いは救いになるのですが、それでもこの幸せは長くは続かず…ー。
全編通して璃人のためなら何だってできるというイチの一途さが光ってます。打算や迷いが全くない、ひたすらに璃人を想うイチの気持ちが健気すぎて胸が痛い。この純粋さはやはり人では持てないだろうなと思います。
終盤璃人があることに気付く場面では2人の絆に涙涙。どわーっと泣いて、イチの頑張りが報われたことにバンザイし、幸せな気持ちで読み終わりました。
この献身と真っ直ぐさ、犬好きの方はもちろんそうでない方も、たまらない癒しが味わえるのではないかなと思います。
泣きます!
2020年7月24日
殺処分前の犬が愛情を受け 飼い主の璃人を命をかけ守り亡くなりますが、 人として3ヶ月の期間に璃人の命を繋ぎ止めるためにイチが一夏として頑張る姿がとても良かったです。
健気
2020年7月1日
犬の健気さが遺憾なく発揮されている作品でした。途中、映画のゴーストを思わせるようなシーンもあり… 。突飛な発想の小説でしたが、文章力のうまさもあってうまくまとまっています。最後まで面白く読めました。
素晴らしかったです
ネタバレ
2019年11月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ ファンタジーはあまり好きではないので、以前の記憶を持ったまま犬が人間に生まれ変わるということに若干ひいてしまいお気に入り登録だけしていたのですが、キャンペーンで買いました。初めの頃はやっぱり微妙な感じで、語り口もなんだか堅苦しいし、失敗したかと思い始めていたのですが、イチと璃人がお互いの存在で幸せなひとと時を過ごし始めた頃から甘い雰囲気にやられ、イチが身代わりになったところですっかりハマりました。それからはなかなか受け入れてもらえないイチに感情移入して悲しくなったり、一旦は幸せになったのに離れてしまいだんだん時間がなくなっていく様子に、これって悲しい結末??と焦ったり、はらはらしました。結果オーライでした。ぶれずに璃人だけを見ているイチが本当に健気で感動ものでした。
号泣
ネタバレ
2019年9月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 犬×優しいけど諦観気味。攻の犬視点で始まりますが、犬の過去が不憫で、そして新たな飼い主になった受への愛が胸が詰まる程健気で読んで数ページから涙が止まらなくなってしまいました。攻はその後人間に転生するんですが、それを明かさずに傍にいます。あらすじだけで感動を予感させますが、BLとしての萌えもたっぷりでした。攻は家族愛として慕ってくれていますが、受はゲイなので、攻に欲情してしまって苦悩します。そのすれ違いから両想いに至るまでの描写も丁寧でしたし、終盤の盛り上がりも素晴らしかったです。
ただひたすら主人を思い続けるイチに涙。
ネタバレ
2017年8月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 野良犬で殺処分寸前のところを喫茶店マスターに救われたイチは、
初めて愛を知り、幸せな生活を送っていたのに、交通事故からご主人様を助けて死んでしまいます。死んでなお、ご主人様が心配で助けたくて、3か月の期間限定で人型の一夏となって、ご主人の元に戻り、ただもうひたすらご主人様を見守り続けるお話です。
確かにご主人様役は美人でも、若くもなく、平凡な人かもしれませんが、私はとても好感が持てました。
途中、何度も何度も涙がこぼれ、続きが読めなくなるほどでしたが、最後はハッピーエンドなので、安心してお読みください。
初めての作家さんでしたが、今年読んだ中でナンバーワンのお話でした。おススメです!
心の洗濯
2017年2月16日
人外物は数あれどファンタジーであって、リアルさもある作品は少ないのではないでしょうか?犬としての性質を残しながら人として生活し愛情が変化していく様は興味を引かれ、一途で健気なイチに違和感を与えず涙させられます。お互いの気持ちの変化も自然な流れで感情移入しやすく幸せな涙を流したいときにオススメの一作です。きっと心が洗われますよ。
まさに犬のような純粋な愛
2017年1月18日
攻めのただただひたすら純粋に受けを思うひたむきさにやられました。号泣ものです。受けがもう少し美人に書かれてたらBL本全体でもベスト3に入るような本だったかも(私は美人受けが好きなので)。
マジで犬だった…
2020年8月2日
攻めの犬設定にはかなり無茶振りがあり人物設定にも無理を感じましたが、イケメンで受けしか見えない執着の背景としては良しとしましょう〜w受けが、途中モテ期か?って浮かれていたけれど、結局、ワンコにしかモテてなかったという寂しい事実に改めて涙をさそったよ。動物モノってだけで涙腺弱くなるよ。犬好きの人には、飼い主様ラブラブな話なのでたまらないかもね。
ひさびさないた
ネタバレ
2020年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ ひたむきな愛情に始終泣いた。一気に読みました!星5じゃないのは泣き疲れて読み返さそうなのと、自分の萌えポイントにかけるので。読みごたえあったので、この作者さんの別作品購入します(^^)

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犬すきにはたまらないです。
2017年1月8日
犬の気持ちって、こうなのかなとか、、ちょっと、犬が
人になるいきさつがあははって、ファンタジーだなあと、思うのですが、
とにかく、とても、癒されて、優しい気持ちになりました。もらい泣きもしちゃいましたし。犬が一人称で進んでいくところとか、人になって、璃人とつながっていくまでの感じがとても、良かったです。
心が抉られる内容
2022年3月8日
ハッピーエンドには救われるけど、それまでの過程で健気ワンコに心が抉られ、受けの不幸な生い立ちにも心が抉られます。ストーリー自体はよくある感じで展開も分かるので安心はできるのですが。可哀想で哀れで痛々しくて、読み終わっても純粋に優しいだけの気持ちにはなれませんでした。
う〜ん。。。
2021年12月15日
設定は面白くてよかったのですが、起伏があまりなく、すこし物足りなかった。
もう少し嫉妬系の展開とかを入れてほしかったです。
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作家名: 夏乃穂足 / 上田規代
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 心交社
雑誌: ショコラ文庫