ネタバレ・感想あり棘だらけの求愛【イラストあり】のレビュー

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仮タイトル「こじらせた男」
2022年7月4日
「悪事」に手を染める人の気分を味わえます。メンタルをガリガリ削って追い込んでいくのがすごい(この作者さんのは3冊読んだのですが、初めてリアル犯罪者が出てこなかったです)。
酷くても洋介に同情してしまう
ネタバレ
2020年11月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 普通に考えたらありえないお話なんですよね、発注ミスを補完する代わりに舐めろ、とか笑 あらすじで知っていたにも関わらず実際そのページに来た時は意味不過ぎて、恥ずかしすぎて悶えました……。でも洋介が憎みきれないんです。いやそれどころか春一に酷いことを言われて傷つきながらも笑う洋介が不憫になってしまって結構泣きました。強引な要求をする癖に、態度の端々に春一のことが好きで好きでたまらないことが凄く伝わってくるんです……泣最後は”みんな”と同じことを強いられて生きてきて、自分もそれに従ってきた春一が男同士の恋愛というマイノリティを受けいけてくれて本当によかったなと思います。気分はすっかり洋介のおばあちゃん気分です(?)ずっと仲良しでいて欲しいな、、洋介は春一のことを絶対離さないと思いますが春一が本当に離れたがったら言葉を呑んで離れる人だと思うので……。マイノリティになることを受け入れた春一の気持ちは相当覚悟が要ったと思うので大丈夫だとは思いますが……。これ以上洋介を悲しませることはしないで欲しいかな、、( ˊᵕˋ ;)
タイトル通り
2018年3月23日
タイトルと内容がちぐはぐなBLってすごく多いと思いますが、本作はある意味ほんとタイトル通り。こじらせっプリが棘~~って感じですが、文章としては全体的にうまくまとまっていて良い作品でした。
こじらせ過ぎた純情な攻め
ネタバレ
2017年12月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 周囲に認められたくて、褒められたくて子供の頃から上手く立ち回ってきた春一。いつの間にか本心なんてどこかへ行ってしまって、「いい人」の形だけを整えている。一方、洋介は自分の欲求に従順で、欲しいものは欲しい、それを手に入れるためならどんな努力もするし、恥をかく事さえ厭わない。そんな対照的な2人ですが再会してから春一の心情が少しずつ変化していきます。始まりは洋介の卑劣な脅迫ですが、洋介といる事で何も飾る必要のない居心地のよさを感じ始め、段々と彼を意識していきます。男となんてあり得ない、誰にも褒めてもらえない、世間が評価が体裁がとようやく芽生え始めた恋情もなかなか認められない春一。「ちゃんと自分にわがまましてみよう」と決心しての春一からのぎこちない告白、そして洋介の純粋な涙。純愛でした。
個人の変化に笑みが溢れる
ネタバレ
2022年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 器用貧乏な主人公と主人公の毒親で歪な人格形成をしてしまってたけども、恋をして自分を好きになれる自分に変われる姿がとても良かった。個人的に、両思いハピエンよりも主人公が自分のことを好きになれて、自分のしたいと思える選択肢を選べるようになった事がすごく嬉しい🌙
執着
2021年3月26日
高校の時から好きすぎたら 機会があればどうにかしたいと思ってしまうんですね。でも 脅迫的な行為でも 秋宮は美乃のことがとっても大切に思っているところが一途で良かったと思いました。
年下攻め
2020年6月25日
受けは八方美人、でも攻めには酷い事を言う。攻めは無理を強いるけど昔の描写から哀れを誘う。部活の先輩後輩なのに、弱みに付け込んだり、劣等感を持っていたりと、2人とも、人間臭さが出ていて全く爽やかじゃない所に、引き込まれました。
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執着愛
ネタバレ
2017年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 洋介に陥れられ脅され、理不尽な要求をされるようになってからは、洋介の前でだけは気を使わなくていいことに心地良さを感じ始めます。世間体や、人の評価を人一倍気にし、本音を隠して立ち回ってきた春一にとって、男である洋介への気持ちを認めることはとても難しいのです。初恋をこじらせてほとんどストーカーになってしまった洋介…執着愛…こじらせ男…面白かったです(´▽`)
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ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 心交社
雑誌: ショコラ文庫