このレビューはネタバレを含みます▼
ヒロインが好きなのに、結ばれない立場をどうするか、冴え渡る頭脳と冷徹な思考で、上司や王家すら利用して、ヒロインを手にいれようとする腹黒ヒーロー。解決の糸口がないままに、欲望に忠実にヒロインにレッスンと称して、手を出していくヒーロー。可愛い外見をしているが、少々頭が、フワフワしている夢想が特技のヒロイン。ヒーローを盲目的に信頼していて、あれよあれよという間に、全てを許してしまう。そして、男女のことを知り、思い詰めていくヒロインが気持ちを打ち明けたことで、王子が二人のために、周りを説得するために、真相を打ち明ける。ヒーローのあまりにもの腹黒ぶりに、王子の参謀としての心強さを感じた王様の後押しにより、シブシブヒーローとヒロインの各々の父から許可が。そして、家の繁栄のためではなく、恋愛結婚でもいいじゃないかという風潮を作るために、大々的に宣伝のような結婚式を上げた二人。
しかし、ヒーローの手解きはかなり、男性の欲望に忠実で、そこも腹黒さが出ている。何でも言うことを聞く可愛いヒロインを好き放題。責めるよりも、してもらうのが好きなヒーロー。意外と性に奔放なヒロイン。おバカっぽい女の子ほど可愛いという例。