設定はありきたりでしたが好きです。
幸せな貴族令嬢が両親の死で不遇の境遇に落ちる。
裕福で有力な貴族に助けられる。
子供だったとは言え自身の落ち度もあると前向きで真摯に状況を捉え夫に学びたいと乞う。
大学へ性別を偽り入学、ヒーローと出会い、ひっそりと消える。
夫のもとに戻って再会。ヒーローはヒロインを探していたところでの再会に複雑な心境に。
ヒーローはヒロインが性別を偽っていたことに気づいていたが、叔父の妻がヒロインだという確証がない。
焦れていたところでチェスの動きで確信してからは、嫉妬に狂うのもわかる。
ヒロインがヒーローへの気持ちに気づいてから終盤までが呆気ない。
何でしょう、設定や大学での交流は好きでしたが、ヒロイン夫婦とヒーローの絡みも悪くなかったのに、んーーー。
三度読み直しましたが、何か惜しい。
そんな作品でした。