ネタバレ・感想あり王宮の蜜愛~身代わり皇太子と絵姿の美姫~のレビュー

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予想外
2022年1月11日
手紙のことは序盤でだいたい予想してたけど、最後にもう1つ真実が隠されていましたね。真実が明らかになったあと2人の世界になっちゃたけど、宮廷内や国民には公表したのでしょうか?ヒーローの汚名が雪がれた内容が一文でもあると、読了がもっとスッキリできたのに…。
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自分の作り出した虚像に嫉妬するヒーロー
ネタバレ
2021年11月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 長い年月手紙で自分で作り出してきた虚像に激しい嫉妬をして、ヒロインに無体を働いたヒーロー。
手紙を書いたのは自分なのに、それを兄だと思われたままにしてるのも、自分なのに、ヒロインが手紙をまだ持っていることに、嫉妬を押さえきれない可愛いヒーロー。
ヒロインを守りたいがために、真相を知らせずに、どうにか解決しようとするヒーローだが、そのことが、余計にヒロインを不安に陥れ、周りから利用されてしまうことや、振り回されてしまうことになっていて、ヒロインよくぞ耐えたなあと思う。さすがに、国を思い国を背負う覚悟で生きてきた王女なだけはある。何が真相なのか、何が起きているのかわからない中で、必死にヒーローへの誠実な対応や夫婦であろうとするヒロイン。それこそ周りも見えないなかで、懸命に、自分の見てきたヒーローの人格を信じようとするヒロイン。健気に頑張る姿はたまらなくて、早く誰か真相を教えてやれよと言いたくなる物語。最後の最後でやっと、全ての真相が明かされて、悪役親子は生涯幽閉に。王様も哀れな人で、実の息子に命を狙われ、愛してきた妾には、見殺しにされかけて、実の息子二人は入れ違いられて、どちらも、寂しい子供時代を生きることに。
ヒーローもヒロインに片思いをしてきて、思わぬ形でその思いが叶うも、手紙や兄弟の真相を言えない苦悩を抱え、それでも、必死にヒロインへの気持ちをアピールし、愛されたいと無言の求愛を繰り返す健気さ。一人の愛人の娘として生まれた女性が、自分も愛人として生きることになってしまったがゆえに起きた王家の愛憎劇。
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もうちょい
2022年2月16日
ページ数の関係なのでしょうが事件が片付いたあとの裁定があまりにあっさりで物足りなかったです。ヒロインが精神的に大人だったのですごく慌てることもなくすんなり。
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良かった
2021年11月29日
側室が我が子を可愛がるのは理解できるし、昔はこんなにドロドロした争いがあったのだろうなぁと思ったけど、主人公の二人が幸せなら良かった。
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なんだか単調…
ネタバレ
2017年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 155ページでした。短いのでコスパ低いです!!ストーリーは、作品紹介文を読んで何となく想像したとおりでした。『入れ替わり』モノの話は好きなんですが…何というか、文章やヒーロー・ヒロインの人物像etc.…すべてが“堅い”です!真面目で賢い人達が繰り広げる政略結婚ストーリーです(^-^;)。ヒロインは、かなり美しい美姫という設定なんですが、キャラが堅すぎて思わず『委員長!』と言ってしまいたくなるような感じで…せっかくの美姫設定があまり感じられません。放蕩バカ王子の兄のせいで苦労させられるヒーローも、これまた超真面目なので、ラブ描写はあるものの…全体的に甘さが物足りなくて、私には印象が薄い作品になってしまいました。
幼い時から決まっていた婚約者の王子とヒロインが交わしていた手紙のやり取りが、けっこうストーリーの重要ポイントになっていて、物語のあらすじ自体は面白いと思うんですけどね。決して悪くはないんですが、登場人物が魅力的に感じられなかったのが残念です。なので…ちょっと堅いキャラが好きな方・黙々と読みたい方にオススメします☆
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