ネタバレ・感想あり渇愛契りのレビュー

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中華ヒスカルにしては一途なヒーロー
ネタバレ
2021年8月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中華にしては一途なヒーローでした。
一目惚れしたヒロインをひたすらに追いかけて、どんな手を使っても手に入れる執着を見せる。
周りからはいかに愛されているかわかるけれど、ヒロインは、ヒーローに妾がいたことで、ショックを受け妾の言葉によって、二人は深い愛情で結ばれていると誤解し義母の言葉とおりに、第一夫人としての義務を果たそうとするが、ヒーローの逆鱗に触れたことで、さらなる誤解をしてしまう。
それにさらなる追い討ちをかけるのが、ヒーローが高ぶった時に呼ぶ舞姫という言葉に、求められているのは、私自身ではない、舞姫で何でも言うことを聞く人形だと思い込むように。ヒーローがヒロインに執着し、求めれば求める程に辛くなっていくヒロインの心。愛されていない、第一夫人として求められていない、飾りだけの存在だとますます誤解するように。そんなヒロインの辛さを読み取った医師により、夜の勤めから解放されるも、ヒーローの居宮から出してもらえないなかで、とうとう限界を迎え、逃げ出す。しかし、ヒロインの逃げたいという気配を察知したヒーロー部下により、外に出たものの、実は、ヒーロー部下たちに囲まれていた。ヒーローが迎えにきて、あえなく失敗。
侍従を心配したヒロインは、自分のせいだと、舞姫をしていた時のことを話す。
公式行事への出席を言われたヒロインは拒否するものの、ヒーローに強制されてしまう。しかし、ヒーローが用意した衣装が二人が出会った舞姫の時の衣装にそっくりで、ついに心のうちを我慢出来ずに言葉にしたヒロインにびっくりのヒーロー。そして、妾は偽証だったこと、しかし、その女性が本気になってしまい、それでヒロインに嘘をついたことなど、偽の妾をおいた理由や契約のこと、その女性が最初の約束通りに故郷に帰ったことなど、真相を知り、誤解が解けて、晴れて両想いになった二人。
中華ものにしては、皇族キャラなのに、他の女性はおいてなくて、ヒロイン一人を愛すると誓った一途なヒーロー。何人も妻や側室、妾、その他のもろもろの女性がいるのが当たり前の中華皇族にしては、女性に潔癖なヒーロー。偽の妾をおいたのも、好きでもない女性を娶りたくなかったという、誠実さ。
寵を解いたと言ってたので、全く関係がなかったわけではないだろうし、ヒロイン父が、普段、ヒーローが手を出してきた女性達と違うという発言もあったし、それなりだったのだろう。
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ヒーローより誠晋の方が素敵
2017年2月1日
ヒーロー、やりたい放題です(笑)!男前で権力があれば何でもできる時代なんですね。ヒロインは彼に惹かれていきますけど…登場回数が多い脇役・誠晋の方が男気があり、ヒロインを絶対に守って仕えてくれる素晴らしい人柄なので、私にとっては誠晋がヒーローであって欲しかったです!ストーリーは、妓楼から始まって、ヒーローが主の国へたどり着くまで…と、舞台が変わり大陸大移動です。そこで2人を取り巻く登場人物も変わり、飽きさせないので良かったです。しかし…ちょっと泰然自若なヒーローに傲慢さを感じたのと、やっぱり誠晋推しなので…☆3までにしました。
執着
ネタバレ
2021年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ が良かった。けど、肉欲が勝り過ぎててイマイチ物足りない。ヒーローサイドも入れていかに嫉妬と葛藤があったのかも欲しかった。愛妾との関係も真実クリーンだったのかもハッキリして欲しかった。どうとでも取れるので、せっかく一途なヤンデレ執着に影をさした。もったいないマイナス星。むしろ誠晋とくっついて欲しいとさえ思ったほど、サイドストーリーで誠晋のラブストーリーが読みたかったです。色々な物足りなさで評価低めですが、強引な感じが好きな人にはおすすめです。
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