ネタバレ・感想あり暁天の彼方に降る光のレビュー

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堂々の完結
ネタバレ
2023年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 千年の孤独が終結したんだなぁと、完結にふぅと大きな息を吐いてしまいました。ラストの上下巻はどんな展開になっていくのかなとドキドキしながら読みました。国貴、和貴、道貴。それぞれがまた集い、言祝ぎをするように再会を喜び会う姿があって、感無量でした。そこに来るまで、国貴、和貴はかなり辛いことがありました。それを乗り越えた先にある幸せが輝いてます。冬貴も伏見も時代の流れと共に表舞台から去り、更にはこの世から去る事を近くに感じながら、身を寄せ合って生きて行くんだと。和泉先生素敵な物語をありがとうございました。
素晴らしい
2022年12月1日
シリーズものの小説を初めて読みましたが、とても読み応えがあり、それぞれのカップルの上手くいかなさ加減が最高です!是非読んでみてください!
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読み応えがありました
2022年3月30日
久しぶりの国貴と遼一郎でしたが相変わらず過酷で切なくてしんどかったけど一途な思いがまた結びついて幸せでよかったです。和貴と深沢もどうにもならない歪んでいるけど2人しかいないっていうのも、道貴の歯の浮くような甘々な2人も、この人しかいないって命をかけれる相手っていいなと思いました。最後はやはり冬貴と伏見、ハッピーエンドで大満足でした。
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シリーズ完結…
ネタバレ
2017年4月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 清潤寺家が抱えてきた問題、不安が一応は解決されシリーズ最終巻といった感じです。子に興味がなかった父が、ある意味父の代わりをしてきた伏見が長男と和解したのは暖かい気持ちになれました。和貴編はとにかく重い…和貴の特異な体質により友達ができないなど悩むのですが本人がドいん乱だとしても誰しも性的対象として見てくるのは流石に無理があります。例えばEDの人にすらそんなことを思っているのでしょうか?性欲がない人も当然います。逆に快楽に溺れるのはそんなに悪いことなのでしょうか?節度やモラルの問題でしょう。始終重いですが体質だから仕方ないと開き直るとか治療としてするみたいなことをやっても良かったような…。和貴はシリーズ通してこの特異な家や血筋に悩できますが、最終巻で本人の問題は精神(考え方)であり本質的に異常だったのは群がってくる周りの人々だったではと思いました。この家の設定は無理やり過ぎるとも思いましたが一応は解決、完結したということで星4です!
シリーズ第二部4・5巻
2022年12月17日
清澗寺シリーズ12・13作目。完結。イラスト付き希望。兄弟みんな魔性の受・清澗寺一族。驚異の男×男率なのにお家断絶しない不思議。
遼一郎×国貴。作中では11年経過。日本→上海→アメリカ→そして昭和8年(1933年)フランスに移住。パリにはしゃぐ国貴。差別されながらもささやかな幸せを積み重ねていたのに、フランスで昔の軍仲間・安藤に見つかります。そして何度も安藤と……キツい。そんな状況下で列車事故、男娼、すれ違い生活等々どっぷり不幸。波乱万丈過ぎ。
戦後の深沢×和貴。二人の狂気と執着がぶつかり、お互い思考&エロぐるぐる。ストーカー男に何度も……今度は弟編。苦手な展開2連発で結構なダメージ。国貴編・和貴編は途中でぶつ切りで個人的にすごく読み辛かったです。
クラウディオ×道貴。兄たちと違い平和で甘々。戦後再び家族が集結して大団円。長編ならではの読み応えあり。絵柄は以前の方が好み。
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