時代は明治末期。麗しき日本帝国軍人の受けと、傲慢皇帝攻め。舞台は旧ロシアを彷彿とさせる北の大国シレジア。しかも革命軍とも関わりがあり…。嫌でもバルチック艦隊と日本海軍の開戦をイメージさせますね。歴史好きにはたまらない感じ。こういう舞台が大好物で、わくわくしながら読みました。最後のあたりが駆け足なのが惜しかったー。あとがきではシリーズ化の可能性も?キーワードでいうなら、主従・幼なじみ・再開・王族(皇帝だけど)・軍人かな?アキヒコが余興で袴を纏って居合いを披露するあたりとか、めっちゃ良かったです。民族衣装って言われちゃうのがね(笑)三条とセルゲイのスピンオフとかあるかな?ユーゴのその後も楽しみです。