このレビューはネタバレを含みます▼
私たちは、自分と同じ様に、他の人も生きていく為の五感や第六感を持っていると考えている。そのうちのどれかが欠乏したり欠如したりしていることはあっても、全く別の異能を持っているとは考えない。
榊千佳也は家の私設図書館にある蔵書の世界中の奇怪本や絵画を観たり大学の研究室で研究をしていた。そして、幻想絵画に強く惹かれていた。
しかし、狩生凱という美しい男が現れてからというもの、今までに体験したことがない不可思議なことや怪奇な目に合う。千佳也にとって凱は気になる存在になっていく。
そして、因縁の相手との時空を超えた超常対決が始まり、千佳也の機転で凱と千佳也は勝利する。
でも、油断はできない。いつかまた同じ様な存在が現れるかもしれない。その為に凱と千佳也は一緒にいてお互いを助けようとしている。