ネタバレ・感想あり彼をさがしてのレビュー

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面白かったです!
ネタバレ
2024年12月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 始まりは、尽くし系下僕×ツンケン女王様なので、受けの言動が受け入れ難いですが、攻めが事故で記憶喪失になってからの受けの頑張りが良かったです。本当は好きで離れたくないということに気が付いて涙する受けと一緒に泣いてしまいました。傲慢で俺様な攻めですが、気持ちを自覚してから相思相愛になれたところがキュンキュンでした。元に戻ってからは受けの豹変ぶりにビックリな攻めですが、お互いに対等な関係でハピエンになったので良かった。個人的には記憶喪失の間の強引な攻めが好きだったな。
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お話両方良かった
2024年11月11日
表のイラストでなんとなくの予想をして口コミは読まず、忘れた頃に完読。二人の気持ちにグッと引き込まれて思った以上の良作に読んで良かった。ただ、締め方がなんとなく現実に戻されるというか自分には冷める要素というかだったので突然急降下した気持ちになったけれど、しっかりとお勧めできる作品。王道中の王道といえるかもだけれど、前後合わせて良かった。
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どちらも自分に変わりない
ネタバレ
2024年6月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 記憶喪失ものはいくつか読みましたが、記憶を取り戻した時に、一度失ってから取り戻すまでの間の記憶が抜けるという、ある意味二重の記憶喪失を経験した攻め。初めは受け視点で、後半は攻め視点。以前の攻めに戻ってと願う受け。でも攻めから見れば、下僕の姿も暴君の姿も自分自身に変わりない。受けも、ひどい扱いをされながらもようやく自分の気持ちに気づく。どちらも人として成長し、お互いを受け入れるまでのお話。10年以上前の作品ですが、今読んでも色褪せず新鮮でした!
下僕の記憶と女王様の喪失
ネタバレ
2023年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 愛しい恋人の前でだけヘタレで下僕な攻めが、事故で記憶喪失になってから2人の揺れる気持ちの変化に切なくて涙出ました。攻めは、本当は横柄で傲慢だけど真面目で頑張り屋ないい男。受けも攻めの甘〜いおねだりのせいで女王様っぽくなってしまったけど、本当は素直で照れ屋な男前。段々と攻めが記憶のない知らない自分に焦り始め、不安でイライラして受けに酷い態度を取るところは、なんとも悲しくてやり切れない思いでした。受けもなかなか自分の気持ちに素直になれなくて、でも焦りと不安で攻めを追い詰めていく姿も悲しかった。ラストの2人の仮面が剥がれ落ちたあとは、むず痒いくらいの甘々イチャイチャでよかった〜と安心しました。
また高宮東さんの表紙絵も綺麗で素敵!電子版では貴重な挿絵も多く入っていたので、攻めのイケメンさと受けの綺麗さと2人のエロにウットリさせていただきました。
受けちゃんが一生懸命でいじらしい
ネタバレ
2023年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白いしテンポ良くて一気に読めた。作品の序盤早々にカップルの関係が一転するので、我儘女王の受けを読むのしんどいという方も読みやすく安心!とにかく受けちゃんが一生懸命に頑張る。本当は素直で優しいから。ジンと泣けるほどいじらしい。シンプルなお話だからこそ、身につまされました。読めてよかった。この作者様、電書はこの一冊だけなのですね。読みやすいし素晴らしいので他の作品も読みたくなりました。
好きな話だった~
ネタバレ
2022年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 記憶喪失ものが大好きでその中でもこの前半と後半で視点がかわり、それに伴って記憶が戻るっていうのがすごく良かった。同じ人なのにガラッと変わる人格、それにいろいろ気付かされる受けの心情がよくわかって切なくていい作品でした。

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逆転劇が面白い
2021年1月13日
スパダリに愛されてすっかり女王様気分だった地味主人公。ある日スパダリが過ごした時間を丸っと忘れた記憶喪失になり立場は一転、というお話。自分を愛していない恋人を愛せるのか?さらにその記憶喪失、次の章では元に戻りさらにその記憶喪失期間を喪失します。いや、面白い。電子に買い替えます。
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記憶喪失
ネタバレ
2019年8月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受けに愛されるために俺様な本性を隠して下僕を演じていた攻め様が、記憶喪失になり受けを忘れてしまうわ俺様顕在するわ受けをレイープするわ。
記憶が戻ってからの攻め様の青ざめっぶりが楽しかった。
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別人格の攻めそれぞれに共感
ネタバレ
2018年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めての作家さんですがとても面白かったです。早く記憶を取り戻してもらおうと、自分の事を思い出してもらおうと受けにしてみれば当然の頑張りなのですが、記憶を失った側からしてみれば、今の自分の人格を完全否定されているような、お前なんか早く消えてしまえと言われているようなそんな気にもさせられますよね。今まで数々の記憶喪失ものを読んで来ましたが、そんな視点から捉えたことはなく、なるほどと思いました。記憶を取り戻してからの攻めの葛藤も、記憶が戻ってハピエンの単なる記憶喪失ものと違ってすごくリアルでした。攻めはやはり魂レベルで受けを求めていたんですね。記憶を失いながらも受けに2度目の告白をするシーン、哀しい告白ではありましたが、昔の自分に嫉妬し苦悩する攻めに共感できました。2つの人格は確かに極端ですが、両極端な人格に翻弄されながらも健気に頑張り成長していく受けに好感が持てました。
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人は相手によっていくつもの顔をもつもの
2021年2月23日
☆5よりの☆4です!!
読んで良かった1冊。何度か読み返してます。
記憶喪失が出てくると敬遠したくなるのですが、このお話はよくできてますね。
記憶喪失前と後で勝倉の人格が変わっています。
が、親しい友人からすれば、もともと記憶喪失前もこんな性格だったよ、と。
相馬は最初は自分の都合のために記憶喪失前の勝倉に戻したいと思う部分が強かったです。
冒頭の相馬は嫌な感じなんですよ。
でも、相馬も勝倉と付き合う前はこうじゃなかった。
今の相馬の女王様ぶりは、勝倉が自分に依存するように尽くし続けた結果です。
相馬はとにかく勝倉を戻すべく奮闘する中で、記憶喪失前のというよりは本当の勝倉を知っていくようになります。
今まで当たり前だったことが覆ったことで改めて相手も、自分をも見直すことになった相馬。
途中で辛い描写もありましたが、記憶喪失後の勝倉とも想いを通わせたときはジーンときました。
ちょこちょこ勝倉が相馬を気にしていたり、キュンもあります。
そして記憶が戻った勝倉は、逆に相馬の人格が変わった(戻った)!とばかりに驚きます。
でも、表面的に見えている顔はそのときそのときや相手によっても使い分けたり違く見えることもあるけど、結局人格というかその人自身は変わらないのよね。
お互い極端に表面に現れていた部分が取り去られ、少しずつですが自然な形でこれからは寄り添って行けるのかな、と思いました。

勝倉が相馬のことをいろいろ考えているというかとがわかったり、相馬も実は勝倉のことをちゃんと好きだと向き合えたり、きっかけは記憶喪失ですが美しく収まり満足できました。

読後感は小さな感動。面白かったです!
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冒頭数pからラスト数pまですれ違い
ネタバレ
2020年12月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 冒頭数ページの勝倉下僕状態から、勝倉の記憶が戻ってからのラスト数ページになるまでずっとすれ違ってましたね……記憶喪失俺様勝倉に相馬が混乱し、3ヶ月かけてようやく慣れていったと思ったら今度は勝倉が記憶が戻り、相馬のあまりの変わりようにやきもきする。見ていてじれったすぎました(笑)記憶がなかった時のように傍若無人に振る舞うことはできないし、元の下僕状態のように振る舞うことは嫌がられる。このふたつの人格の落とし所を見つけるの大変そうだな〜と思いました^^;程よく俺様で程よく尽くす。うわあ……大変そう……ナチュラルにそうなるまで暫くかかりそうですね笑笑
まぁ良かった
ネタバレ
2018年5月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 記憶を失った攻めの受けに対する態度、行為には読んでて辛くなりましたが、ハッピーエンドで終わってよかったです。
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前半が良かった
ネタバレ
2023年11月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 記憶喪失という、どメジャーなテーマなのにキャラの個性が立っててなかなか面白かったです!
後半は記憶を取り戻した攻め視点なんですが、前半とのギャップが。。
ただただ糖度の高い後半に胸焼けしつつの読了でした。
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忙しい感じ
ネタバレ
2020年12月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受が女王様で始めは全然好きになれませんでしたが攻の記憶喪失をきっかけに健気な感じになるので良かったと思いました。記憶の忘れた時から少しずつ距離を縮めていく攻と受の関係は好きでした。記憶を思い出してからまた繰り返される展開はリアル感はありますがまたかと思う感じもしました。お互いを見直すきっかけという感じの作品でした。
攻めの性格が好きになれず…
ネタバレ
2017年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めが記憶喪失になる話で、記憶喪失前と後の性格が全く違うのですが、どちらの性格もあまり好きになれませんでした…前半は記憶がない俺様な攻めの話、後半は記憶が戻ったヘタレな攻めの話とどちらの性格の話も読めるのですが、前半は攻めの受けへの態度が酷すぎて、後半はオドオドし過ぎで好きになれず。受けも、最初は女王様というか、我が儘であまり好きではなかったのですが、話が進むにつれて成長していき、最後は攻めのためにがんばる可愛くていい子になってよかったです。
攻めの性格がかなり両極端なので、どちらの性格も好き!というのはちょっと難しそうな作品です。
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作家名: 風見香帆 / 高宮東
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: プランタン出版
雑誌: プラチナ文庫