ネタバレ・感想あり地角の衆生のレビュー

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全184頁、鵺が可愛い〜。
ネタバレ
2023年5月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 寂しくて仲間を探していた鵺が、面倒見の良い人間と出会って、ラブになるお話でした。純真無垢な鵺がめちゃんこ可愛い〜。攻めにモフモフなでなでしてもらう様子も可愛いかったです。SSは迅雷と先代鵺の切ないストーリーでした。実道とのシーンもあって、別CP誕生か?!と思わせるような終わり方でした。イラストも素敵でお話の内容に合っていて良かったです◎
孤独からの脱却
ネタバレ
2023年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1人は寂しい。どこかにいる仲間を探したい。いや、きっといるはずだと仲間を探す鵺。たった1人の鵺だと知ったとして、寂しさはかわらない、寛慶と出逢って離れられなくなって。柚丸という名ももらって。番となって。寛慶も柚丸も幸せそうです。迅雷と先代の鵺のストーリーはとても切ない。でも、これで迅雷のなんだか複雑な感じの理由がわかります。孤独を知る人たちの物語です。続編ないのかな。柚丸のイラストが凄くカワイイです。
妖が可愛いです。
ネタバレ
2017年12月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人間と一緒にいたいと言って苦手な人の姿への変化の練習をする妖怪の「鵺」がとっても健気で可愛いです。
孤独な妖たちが抱く感情が切なくてうるっときました。
挿絵も素敵です。
妖 受け
ネタバレ
2024年11月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと前に購入していて「未読」の本棚に置きっ放しでしたが、読み始めは、「鵺が受け!?どういう話??なぜこれを買った??妖が受けのファンタジーなんて絶対に好みじゃない」と思っていたのに、読んでいくうちにどんどん引き込まれました。孤独に一人で生きてきた名前もない鵺は、寛慶と出会い、柚丸という名前をもらって愛を知ります。一人で生きてきた妖ゆえにとにかく何も知らなくて、ピュア受けどころじゃない無垢で無知で、そんなところも生きるに飽いていた寛慶の胸を撃ち抜いちゃうんですね。妖だからワンチャン女の機能もついていないかと、寛慶が柚丸の脚の間を見分するシーンがピークにエロかったです。柚丸に唯一優しくしてくれた妖の迅雷と、身分が高いということだけ明かされている謎の男、実道の掌編も気になりすぎる。妖の寿命はどうなっているの、というところを突き詰めて考えると、柚丸は、迅雷は、また一人になるのかとか、いろいろ気になることがたくさんある中でのエンドでした。妖受けをこんなにエロかわいく書けるのがすごい。
ほっこりもするし、もの悲しさもある
ネタバレ
2023年5月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 同じ仲間を探し続ける妖の鵺と敢えて孤独に生きる僧崩れの寛慶。
今作の鵺は姿形は醜いけど中身はあどけなくて寂しがり、愛に飢えた妖でした。だからこそ、寛慶からの親しみある言葉や仕草に鵺の心が満たされていくのは当然で。鵺がどんどん可愛く一途になっていく様にほっこりしますが、ストーリーは捻りがないので少し物足りなさはありました。
一方、後半に続編への布石?となるような先代の鵺にまつわるエピソードがあり、個人的にはそちらの方が俄然興味が湧きました。前半はほっこり、後半はもの悲しさがあり、少しまとまりがなかったように感じます。
あとがきにあった先代鵺と実道ご先祖様のスピンオフがあれば読んでみたい!前半星3、後半星5かな。
せつないお話
2018年10月17日
鵺が受け? いったいどんなお話なの? とおもって読んでみましたが、醜いはずの怪、鵺は大変かわいくて健気な子でした。お互い孤独な攻めと受けが寄り添い合って生きていくお話です。しかし特にこれといって盛り上がりはなく、悪くはないけど淡々とした印象でした。
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