ラノベだと思っていたらジャンルが、小説・実用書/ミステリー・サスペンス/小説/一般小説になってますね。今知りました(笑)
対象を広げたが故に、ちょっと歪なノベライズになったのかなと思います。ラノベ作家が書いていたらもっと違う感じになっていたのかも。
書き方が一般書籍なので、ラノベとして読もうとしたら背景描写などが雑だと感じると思います。あと誤字や、添削ミスなのか設定が間違ってたりというのも散見されました。ノベライズだから仕方ないかなと言う気も。
それぞれの登場人物の過去を描いたサイドストーリーはとても詳しく書かれていましたし、心情描写も丁寧です。ただ、心情描写を丁寧に書きすぎて、説明過多になってたり統合性がなくなってるなと思う部分も。書きたいことが多すぎて上手く繋がらなかったんだろうと感じました。敢て書かない事で行間となり深みを出せるものなのですが……勿体ないです。
(そこら辺、原作は上手かったな~と思います)
でもやっぱりレイチェルとザックのやりとりは楽しかったですし感動しました。原作でも胸にきたあのシーンはボロボロ泣きましたしね!
流石、「レイとザック、合わせ愛おしい」と言い切ったチレンさんだなと思います(笑)