ネタバレ・感想あり溺愛志願 恋人は檻の中のレビュー

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面白かった!
ネタバレ
2021年1月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いでしたが、一度読んだら面白くて、もう二度読みました。見ず知らずの囚人との間にこんなドラマが隠されていたなんて!絶望から始まった予期せぬドラマチックな展開を夢中で読み、束の間の幸せを堪能し、決別の闘いと真実の物語を固唾をのんで見守り、あっという間に終わってしまいました。すっぱりはっきりの勧善懲悪でちょっと昔の映画を見ているようで気持ちが良かったです。
拐われ婚
ネタバレ
2021年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 望まない結婚を前に亡き祖父に託された本を解読したいヒロインと、おおらかな旅人でたまたま囚人として捕らえられていたヒーロー。
ヒロインの雁字搦めの未来に心折れそうになりながらも戦い続ける強さと、素性も知らない男と駆け落ちできる思い切りの良さが魅力的でした。ヒーローも初めはさすらいの旅人かと思いましたが、何事にも動じないおおらかさが大物感出てましたね。ジェットコースターみたいな恋でしたが、二人の会話の波長がピッタリで、きっと運命の相手だったんでしょうね。
ヒーローsideもあり、楽しく読めました。
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王道だけど
2019年10月31日
登場人物も魅力的で、恋愛以外の要素もあり、伏線もしっかりとしていて面白かったです。紳士で博識なヒーローも、囚人なのに飛び込んでいくヒロインも良かったです。
ピンチをひっくり返すヒーロー
ネタバレ
2019年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ カレンツ一の美女と呼ばれるヒロイン。総督の側近の父に強引に結婚を決められてしまったが、どうしても受け入れられない。婚約者は狭量で粗野な総督の息子。ヒーローは、赤ん坊の頃、谷間に流れ着いたところを保護され、司祭に育てられた。各地を転々としてきたので、様々な国の言葉や文化を知っている。ヒロインは亡くなった祖父が異国の文字で書いた本を読む為、無銭飲食で投獄されていたヒーローに教わりに行く。
囚人のヒーローという事で、最初、野性的で荒々しい印象がありましたが、徐々に、博識な紳士で包容力があることが分かります。
監獄での授業や、残酷な婚約者によって傷つけられてきたヒロインの心を癒したいと、あれこれ考えてくれるところが、ロマンチックなんだけど官能的で良かったです。
恐怖心で勇気が挫け、支配されてきたんだという事にヒロインが気付き、立ち向かおうとしたり、ヒーローが独裁に怯える人々に、何故全てを黙って見過ごしているの?と問いかける場面には強く心を打ちました。
お話の中で何度か、もう駄目なんじゃないかとか、こんな状況ならあきらめた方がいいんじゃないかなんて、私自身が思ってしまっていたので…。
いくつもピンチを乗り越え、ひっくり返していくヒーローが頼もしく、色々考えさせられる作品でした。
一番すごいのは、ピッポかもしれませんが…。
レビューで不評なヒロインのさん付けですが、敬語キャラなのかな?と受け止めていたので、私はあまり違和感は感じませんでした。(ヒーローが敬語キャラの方が好きですけど…。)
とてもドラマチックなお話です。
ヒロインが素敵でした
ネタバレ
2017年7月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒーローが処刑されるシーンで、ヒロインと目があい微笑んだのにクラクラしました。かっこいいー。そしてヒロインが彼が囚人であるにも関わらずその胸に飛び込むところがいい!
お話もしっかりしていて飽きません。
ただ、タイトルを溺愛志願ってつけたのはどうしてでしょうか?ヒロインは溺愛されたがってはいないような…。
おじいさんの遺書。
ネタバレ
2024年12月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 279ページ挿し絵あり。残虐的な総監の婚約者ヒロインは祖父の残した遺書の翻訳を目的に、収監された男と面会する。そうしてるうちに婚約者に気付かれてしまい…という話。話の本筋は面白いんですが、ストーリに無関係な話題がダラダラしていて、飛ばし読みしてしまいました。ふたりの恋愛パートはそれなりにでしたが、おじいさんの遺書がとても重要なアイテムになっていて、最後まで面白くさせていました。それにしてもアルマンドは何故あそこまでデカい顔できたんだろう。はっきり言って異常ですよね。悪魔が棲みついてるとしか思えない。挿絵のヒーローが囚人然してなくてふふってなった。だって身なりが綺麗すぎる(苦笑)。
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なるほど、な展開
2018年10月27日
読み進めるほどに展開の読める作品でしたが、伏線が丁寧で、楽しめるストーリーでした。
王道ですが、、、
2017年11月9日
作者買いです。前半でなんとなく先は見えるものの今回もきちんと恋愛以外のストーリー性があって、面白かったです。
王道のラブストーリー
2017年3月13日
美しいヒロインに非道の統治者が迫る寸前に、現れる奇跡のヒーローという、勧善懲悪な王道ラブストーリーです。
作者さんの写本愛が滲み出ていて、私もそちら方面が嫌いではないので、感心して読み進められました。
他の方もかいていらっしゃいましたが、ヒーローの夫の敬称に『さん』付けは無いかな~!興ざめします。
二人の出合いが珍しく印象的でとても楽しいお話でした。
作者さん買い
2016年10月22日
細かな設定で丁寧な描写で、ストーリー的には想像が早い段階で読めてしまいましたが、よく出来ているお話で面白かったです。ただイラストが古臭い感じで、昭和感が。せっかく盛り上がって読んでいてもイラストを見ると何度も興ざめしたのでマイナス1にしました。

悪くはないけど…
2016年8月6日
個人的に夫婦になってもさん付けで夫の事を呼ぶのに違和感がありました。様だったらフィクションとして捉えられるけど、さんってなんだか中途半端にリアルな感じがあるけどストーリー的にはリアルじゃない。上手く表現できないけどそんな感じのしっくりこなさ具合です(笑)
婚約者もヒロインもヤベーやつ
ネタバレ
2019年4月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全279ページ。
シリアス路線なのだろうけど色々とガバガバなので入り込めない。
そもそも婚約者が好き勝手出来ている状況が謎すぎるし、ヒロインも美人なだけで、打開策の手掛かりを持っておきながら自分が逃げ出せたら地獄のような街も死に際の祖父から託された本の解読も放置してラブラブ優先出来る辺り、賢さも心優しさも感じられず魅力が分からない。
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作家名: 如月 / DUO BRAND.
出版社: 竹書房
雑誌: 蜜猫文庫