ネタバレ・感想あり殺人出産のレビュー

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歪み
2025年2月7日
近未来の話。
ゆがんだ日常を送っているのに、それに慣らされ、流されている人々。
でも今の自分たちも、昔の人から見ると十分歪んでいるのかもしれない。
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考えさせられる
2024年3月18日
短めの小説なのでサクッと読めますが、内容は考えさせられるものです。殺人は悪なのか、という当たり前みたいな価値観を揺さぶってくれます。
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作者の世界観に脱帽
2024年1月12日
一体どのような日常生活を送っていたらこのようなもしかしたら150年後の現実に起きそうな可能性がある、でも今の常識から考えたらありえない世界観を生み出して、美しい文章で綴ることができるのか、改めて作者の才能に脱帽です。私みたいな凡人では到底考えつくことの出来ない世界観が4つの短編で繰り広げられます。今の当たり前が当たり前ではなくなって、今の当たり前ではないことが当たり前と考えられる時代が来ることは何のおかしな事でもないというのを痛感させられました。たとえそれが今の常識と照らして悪い方に向かってもです。本書を読みながら案外当たり前なんて思ってるより遥かに脆く、コロコロ変わるものと本書を読みながら自分の人生を、重ねてふと思いました。普通に読み物としても面白いですが、今の当たり前ってなんで当たり前でないとダメなんだろとか社会のことを考えるきっかけになってより楽しめました。
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すごい面白かった
2019年8月9日
作者さんが、漫画家の清水玲子さんを好きだと言っていたのは納得でした。私も大好きなので、そういう作風に影響を受けた場面もありました。
最初から最後まですごく惹き込まれる面白い作品でした。
世界観が凄すぎる
ネタバレ
2024年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「10人もしんどい思いをして産んだから、一人ぐらい殺しても良いじゃん!」って世界なんです。この発想とそれを創作する才能が凄いです。
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常識を揺さぶる
2024年7月5日
生きること、死ぬこと、肉体的な愛情、そんな常識を揺さぶる中・短編集。筆致は読みやすくどんどん読めるけど、内容は今の常識からあまりにかけ離れていて重く辛い。いろいろ考えさせられたけれど、すごい本だけれど、私にはちょっとしんどい本だった。
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作家名: 村田沙耶香
出版社: 講談社
雑誌: 講談社文庫