ネタバレ・感想あり蜜色カノンのレビュー

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高星麻子先生の表紙絵に心惹かれました
ネタバレ
2026年9月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 音楽が主題となっている小説は少ないです。
中でもピアニストが主人公の物語がほとんどです。
バイオリニストやチェリストについて書かれた作品は稀少価値がある程少ないと思われます。
というのも、描かれている楽器を演奏したことがある人かクラシックが好きな人が主に読むということもあるからかもしれません。
書かれていることが理解できないと面白味が半減するという理由もあるでしょう。
作中にパガニーニというイタリアのバイオリニストの名前が出てきます。
この音楽家の名前と作曲した曲を知らなければ、物語を理解するのに少し差し障りがありますが、絶対に知っていなければいけないというものでもありません。
知らなくても物語を充分に楽しめます。
表紙絵もイラストも美しく描かれているので、物語を読む心強い道連れになってくれます。
ただ一点非常に残念なのは、主人公の宮北彩斗(あやと)が自分のことを「俺」と言うことです。
とても違和感があり過ぎて、物語を愉しめませんでした。
自分で勝手に「僕」や「私」に変換して読み進めました。
彼の性格や人物に全く相応しくありません。
一番重要なことなので、残念ながら評価を下げざるを得ませんでした。
それがなければ、評価はもう少し良くなっていました。
作者も担当者も何故そのことに気が付かないのか不思議です。
無料立ち読みを読んで、綺麗な穏やかな性格の主人公が「俺」という言葉を自分に使うことに違和感を感じた人もいた筈です。
それで、誰もレビューを書いていないのかもしれません。
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作家名: 柊平ハルモ / 高星麻子
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 海王社
雑誌: ガッシュ文庫