ネタバレ・感想ありだって、いい子だからのレビュー

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しわあせ
ネタバレ
2023年12月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ クッソ好き。
もう、これどうなっちゃうんや……
って思ってたけど、ラストがすごくよかった。
歪んで歪ませて歪められて、ガチガチに絡まって固まって。って倒錯しちゃっててすごくよかった
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文が上手い
2021年5月8日
読み終えた後、すぐに二度読みしました。アブノーマルだけど、純文学。主人公の心の機微に同調し、一気読みでした。ラストは書かれていないけれど、きっと… など、読者に委ねる終わり方も良い。
好みは分かれそう
ネタバレ
2024年12月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 心病んだ実母から、同級生・真人の母親と実父のアブノーマルな行いを録音したものを聞かされしかも同じことを強要される彰文。たとえ交わりはなくても暴力的な行いをさせられるある意味精神的暴力。
それを連鎖的に真人に聞かせて犯す関係が10年もの間続く。
読んでいくと彰文の行いは本当に命の危険もあるし一方的で酷いのだが、幼少期から愛情なく育ってるが故に気付かないまま真人に依存し、その行いのみで自身の存在意義を見出してしまっている。これは「好き」とかもうそんな単純なものでは無くなってるから辛い。
対して真人の心理描写は途中殆ど描かれず、ラストで嵌める様なやり方で彰文が隠していた気持ちをさらけ出させ分かっていた上で受け止める。敢えて真人の心理描写が無かったから(何となく離れはしないだろうとは思いつつ)、行為を寄せてくる女の子をも利用する形でハッキリとさせた策士であり、誘導者。真人自身傷付けられた側だけど、彼の立ち位置故に彰文の脆さも気付けたのかも。いや、現実ならとてもこうはいかない。
あと少し最後に真人視点があればもっと良かったかな。
ただただ行いの描写がキツイから、読む人によっては好みが別れるとは思うけれど。
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そういうことか
2024年3月25日
うーん、いわゆるメリバなのかな?こういうDV系は共依存になりやすいというし、まぁそういうことなんだろうね。お母さんと同じ性癖。大学3年生で就活を控え、それぞれ就職が決まったら今までと同じ生き方ができなくなるという、ある意味あとがない2人。学生じゃなくなったら、時間の自由もなくなる。この2人の関係性を変えるには、良いタイミングだったのかもね。当て馬的に女子が複数出てきますが、嫌味もなくフツーの子たちでサラッと読めました。
すべての人にはお勧めできませんが
2017年9月6日
久しぶりにこういうの読みました。きちっとつじつまあってるし。すきです。いろんな愛の形があるなっておもいます。二人の関係性や主人公たちに同意できない人もたくさんいるかもしれないけれど、たしかに二人の間には他の人では代えられない愛があるのってかんじます。痛いだけでも暗いだけでもなくてよいとおもいます。でもこういうBLばっかりだったらいやだな。辛くなっちゃうなっていうのです。ふわふわしたハッピーエンドを求めてるときはやめたほうがいいです。BLっていう前にはこういう話の割合多かったかもしれない。橋本治さんの小説にこれとおんなじような読後感の作品があったように思います。
ヤバィ
2017年8月22日
これはヤバィです。まさかの結末?あらまーーーそうなんですか。なんとも憐れな攻め。
二人だけの世界。
2017年2月10日
展開は予想できる感じだけど、文章の書きかたが良かったです。ついつい一気読みしてしまいました。
病んでるけど、ぐるぐるしてる⁉
2017年8月29日
こんな親たちのせいで病んでしまったかわいそうな彰史とひどいことされまくりの真人。読めども読めども明るい話題などなくて、買って失敗したかと思ったけど、要はお互いが純粋に好きという感情に素直じゃなく、ぐるぐるしてたということで、読み終わったあとはすっきりでした。ラストは真人が一枚上手でした。
うーん、どっちもどっち?
ネタバレ
2017年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めの幼少期のトラウマはそりゃ病んでもしょうがないか!って位ヒドイ体験ですが、受けに対してやってることと心が矛盾していて、本人もそれがどうしようもなくてずっと苦しんでます。受けは従順なようで、色々画策していて、いっそ潔いです。どっちもどっちで破れ鍋にとじぶた?お互いがそれでいいならいーんじゃないですか。でも、近い将来三面記事に載らないように、影ながらお祈りしています。
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ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 天海社
雑誌: ROSE文庫