本編のコミカライズを読んでいたのでスピンオフであるこの作品のコミカライズも途中まで読んだところで原作発見!
いそいそと読み始めたら小説の中ではお父様、商品先物取引に手を出して壺を手にしてるらしいですね。壺のリスクヘッジって想像するとちょっと面白いけどよく知らないならサラッと流せばいいのに何回も「商品先物取引」出て来ちゃう。
書き手も出版側も量産するようになると内容が正しいかどうかは二の次なんでしょうか。軽いエンタメに目くじら立てなくてもいいとは思いますが、活字として世に出す責任を少しは感じた方がいいような気もします。
本作のレビューとしてはコミカライズでは知り得なかった文章の拙さが目に付きます。若年向けだからそうしているのか分かりませんが突然バランスを乱すような難しい単語を入れたりするので知性を感じるどころか子供が無理に難しい言葉を使うような感じで余計にアラが目立ちます。本編はコミカライズしか読まなかったので原作がTL小説とは知りませんでしたが本作のような取ってつけたTLシーンならコミカライズ時に削除して正解です。ちなみに読み直したら本作のコミカライズ版には先物取引なんて単語出て来ませんでした。コミカライズ担当者さん、GJです。作画も美しいので私はコミカライズの方が好きです。