ネタバレ・感想あり溺れるほどの愛を聴かせてのレビュー

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一目惚れをしてしまったら心の向く方へ進む
ネタバレ
2026年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 元ピアニストの伊波透琉(とおる)は、偶然入ったバーで峰岸拓真(たくま)に出逢います。
その後、恩師の家で、度重なる偶然で、二度目の再会をするのです。
二度同じようなことが続けば、これはもう偶然ではなく必然でしょう。
一度目と二度目の間に、透琉は心の一番深いところにしまっていた思いを拓真に聴いて貰い、身の内までも解放して貰いました。
おそらく、透琉は恋愛経験が皆無で、自分が男性に惹かれる質であることも知らなかったでしょう。
それほどに、幼少期からピアノの修練と上達と研鑽に一身に励んできたのに違いありません。
もっとも、女子は自分よりも美しい男子を観賞用として扱います。
恋愛対象にはしません。
むしろ、年上男性から誘われたことがあったかもしれません。
恋に落ちてしまった拓真が、少し強引に色々と勧めていってくれなければ、後々の様々な出来事や試練は起こらなかったでしょう。
透琉にとって、拓真は恋人ですが、恩人と言える存在で同志とも言えます。
演劇と音楽の融合した世界を楽しめた本作です。
ただ一つ気になるのは、透琉が、自分のことを「俺」というところです。
美しい繊細な心を持った男性に、全く相応しくない言葉遣いです。
何故か、ボーイズラブ関連の作品では「俺」が当然のように多用されています。
人物に合わせて使い分けて貰いたいものです。
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