前半は高秋視点、後半は諒視点で語られ、時系列の前後はなしでストーリーが展開します。変則的な両片思いという内容で、恋愛だけのお話になるので特段ハラハラ感もなく若干盛り上がりには欠けるかも…という印象でした。
そんな感じでしたので、私の中で一番ワクワクしたのは、主軸のストーリー(当て馬が出てきて云々とか)のところではなくて、サイド寄りの妹が上京してくるシーンでした。
あと、私としては大発見で気づいた瞬間めっちゃ鼻高だったのですが、あとがきで触れられていなくて自信がなくなった事があります。でも確認したので間違いではないと思います…会話の中で文字だけでしたけど、『国民的スターに恋してしまいました』シリーズの真中旬が登場してました。ちょっとした事ですけど、他作品とのリンクが分かって楽しかったです。