シリーズ2作目。前作で同僚だったシリアルキラーを逮捕したのち。ローリーの家が火事に遭います。放火らしく、犯人は誰なんでしょう?過去、若かりし頃、ベトナム戦争に反対し、過激な活動をしていたローリー。そこにエリオットやタッカーが絡み、ローリーの過去へと旅するようになぞります。過去とは、忘れたいこともたくさんあります。エリオットとタッカーが人生を共にしたいと思いながらも、すれ違ってしまったり、譲れないことがあったりと、問題も起きます。愛する者を護るため、それぞれが動きます。ラニヨン作品は面白いので、次へ次へとすすめる手が止まりません。草間先生のイラストも良い。3作ありますが、できれば一気に読んでみてください。