ネタバレ・感想あり裏世界ピクニックのレビュー

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好きな要素の掛け合わせ作品
ネタバレ
2026年5月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画版をWeb連載分まで読んでしまい、もっとこの作品を楽しみたい思いが募った結果原作も全巻(現時点)買って読むこととなりました。
原作分の4割ほどはコミカライズされた範囲でしたので、そこはイメージが湧きやすく描写を思い出して頭に浮かべながら読み進めました。それ以降もそこまでのイメージ作業が功を奏したのか、そもそも作者様の文体が自分の好みにあっていたのかスラスラと読めていたなと思います。特に怪異の描写については、漫画版でイメージを掴んでいたことが全体の雰囲気を掴むことに大きく繋がっており、良い順番で体験できたなと感じました。
自分は特にネットの文章で都市伝説・怪談に触れており、取り上げられる怪異に馴染みがありました。次の章はどこに焦点が当たるのかとワクワクして、目次はネタバレになるから飛ばしながら、登場シーンで主人公と一緒にコレ○○だとか思いながら楽しんでおりました。現時点での最新刊(10巻)において、個人的に最も印象的なネタが触れられており、その話のキモとなる物品の名前に関する秘密や元ネタの登場人物のフレーズが、この作品内でも言及されており嬉しかったです。作者様もやはりコレを語る上で、この表現は外せないとお考えになったのかななど想像できて、現実ではこの手の話題を共有できる相手がいなかった私は興奮と鳥肌がしばらく止まらなかったくらいでした。
また、この作品のコミカライズ版に出会ったそもそものきっかけは百合作品としておすすめにあったからですが、当然原作もその点においても紛うことなき上質な尊さを享受できる神作品でした。関係性が徐々に進んでいくタイプの百合が好みらしいのですが、まさにそのようなカップル※の進展を追うことが出来て感無量です。※作中の描写に従うとカップルと表現すること自体が語弊があるのですが、この関係性の表現についても主人公たちの独自の考え方があり、そこのこだわりはとても好きな部分だったのでぜひ読んで知ってほしいです。その部分のネタバレはしないために、敢えてカップルと表現させていただくことをお許しください。そう思うと、百合という言葉の表せる関係性の多様さに感謝するべきかも…。
怪異と百合という自分の好きな物と好きな物が合わさって出てきた欲張りセットな作品です。次巻が延期していますが、無事に発売され末永く主人公たちの世界が続きますようにと願っています。
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裏世界の謎、二人の関係
ネタバレ
2023年9月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ネットロアの怪異が現実のものとなって現れる裏世界を女子二人が探検していく話。
最初のうちは「百合っぽい」という感じだったが、途中から「ガッツリ百合」になっていき、怪異よりもそっちの方に驚いた。裏世界の謎がどうこうより、二人の関係がどうなっていくのかの方が気になってしまう。
尊い…あまりにも尊い…
ネタバレ
2022年8月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 尊い…あまりにも尊い!!鳥子の空魚に対する好意はどんどん増しており、特に説教したあとにキスするシーンはあまりにも尊くて死ぬかと思った!!
不思議な世界を駆けめぐれ!
2022年2月3日
「独特な世界観」という言葉は往々にして様々な作品に当てはまってしまう魔法の言葉であるのですが、この作品は実にこの言葉が群を抜いてよく当てはまるものだと考えています。
そして何より、完全に空想上の「裏世界」(もしかしたら現実にもあったりして…)をこれ程までに読者が想像しやすい形で表現されている事で、なんと読みやすく、胸踊らされるものでしょうか。
また怖い話好きの人にとってみても、あの頃の怖い話系もあれば、なかなか昔からあるものも言及されていて、著者の造詣の深さに裏付けられた興味深い作品となっており、実に楽しめるかと思われます。
とはいえ、この「裏世界」を自分の中でもっと鮮明にイメージがしたいという意識をお持ちならば、アニメの方から入るのもオススメです。
P.S.作者びっくりするほど上手いな、最新刊読んだけどもう鳥肌モノのうまさ。
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引き込まれます
2021年8月27日
ホラーはあまり好きじゃない。この作品はSFというかミステリーというか。初めは少しの狂気だったものが物語が進むにつれ、現実世界にまで染み出してくる。こちらも物語にどんどん惹き込まれます。主人公の心の内や取り巻く人々の個性と次々起こる狂気の沙汰が噛み合って、続きがどうなるかとても気になる作品です。果たして物語はどこに着地するのか楽しみだなあ。
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都市伝説モノの傑作
2021年6月11日
エレベーターのボタンをある順に押したり、廃墟のビルの扉を開くと、本当に違う世界に繋がっていたという話。ただしネットロアを利用して精神攻撃しかけてくるヤバい世界である。
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作家名: 宮澤伊織
出版社: 早川書房