ネタバレ・感想あり艶肌を焦がす暗き復讐の炎のレビュー

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尻切れトンボな終わり方
ネタバレ
2021年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 後日談が尻切れトンボな終わり方になっていて、結局、復讐も夢も失って、虚無になったヒーローが、目の前のヒロインだけはとすがる形で、二人の愛は成就したってこと。これからは、シンボルとしての領主として、存在し、それをヒロインが支えていくってことかな。生まれた国を奪われて、奪い返したかと思いきや、今度はヒロインの故郷ごと、育った国に奪われて、燃え尽きてしまい、何も残らないというおち?!残ったのは、ヒロインへの肉欲と恋情だけで、それにすがって生きていくことで、二人だけの世界が完成ということなのだろうか。
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作家名: 本阿弥香澄 / Luna.M
ジャンル: ライトノベル TL小説
出版社: A-KAGURA編集部