ネタバレ・感想あり愛しい眠りのレビュー

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安心する眠り
ネタバレ
2025年5月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私も手術を受けた時に頭上で落ち着いた声で、段々眠くなりますよ〜あとで会いましょうね〜と声を掛けられた記憶がありますが、確かに優しかったなぁ。
麻酔科医は手術中はあまり目立たないイメージがありますが、術前も術後も外科医より患者に関わる事が多く、どんな手術でも麻酔科医は出動が多めなのも驚きでした。待機したり掛け持ちもしたりと緊張ばかりの忙しい中で、仕事と追い回す攻めと嫉妬によるすれ違いで悶々とする受けに切なくなりました。でも患者とは一線を引いてる攻めが受けにより患者と向き合うようになれたのは良かったですね。二人がお付き合い前・後も手術中になるとキリッとピシッと集中するのがプロだ〜カッコいいと思った。
流れが早く感じたけど1話目完結短編だったんですね。でもその後の書き下ろしも増えて、攻め目線も焦ったさも甘々もありで良かったけど…あれ⁇と違いに悩んだり時間の経過で分からなくて何回も読み直しが多くあったので、できれば続編としてお付き合い後の二人をゆっくり読みたかったですね…。設定は好きですよ。
四話目の決断の瞬間は、嫉妬と独占欲いっぱいで焦るアホな感じの攻めが面白かった。
高宮東先生の表紙に引き寄せられてしまった
2023年4月14日
清白ミユキ先生の小説は初めてです。
試し読みをして、半額で購入して、期待して読んだのですが、1回目は、途中から読み飛ばしてしまいました。
2回目にじっくりと読んでみました。
結衣章人麻酔科医は、人物像から見るに、自分を語る一人称に「私」を使うと考えられるし、真岡亮治外科医も「私」の方がふさわしいと思います。二人とも知性が高いと思われるのに、真岡が話す言葉遣いは品性の欠片もなくて、真岡の人物像が見た目と外科医としての腕だけで、人としての魅力が感じられません。
また、話の流れとして、心臓病で手術をした加奈ちゃんと約束した遊園地に3人で行く話は、絶対に外してはならないものだったと思われます。
そして、いつの間にか、加奈ちゃんの年齢が10歳になっているのを読んで、いつの間に3年も経ったのかと驚きました。
書き上げた作品は、何回も推敲して、最高のものにしてください。
何故、誰もレビューを投稿しないのかを考えてみるのは、本として完成した時点では遅いのですけれども。
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