ネタバレ・感想あり皇帝陛下と花守乙女 秘密の花園で深める蜜愛のレビュー

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小物悪役のあとに本家の悪役登場
ネタバレ
2021年11月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 分かりやすい小物悪役の策略のあとに、本家の悪役の悪どい策略が起こり、ヒロインは追い詰められてしまう。ヒーローのために、去ろうとしたものの、異変を察知されて、ヒーローにより力業で留まることに。そして、ヒロインがあまりにも追い詰められてしまう現状と、全ての証拠が揃ったところで
、本家の悪役退治をするヒーロー。証拠のまえに、悪役はあっさりと捕まり、あっけなく退場。しかし、小物も本家の悪役も、娘を皇妃にしたいという同じ動機とは。逆に、よく今まで、力を蓄える前のヒーローに婚約を持ちかけたり、圧力をかけたりしなかったなあと思う。よもや、ヒーローがそんなことを言い出すとは予想もしなかったということなのだろうか。ヒロインと出会った時には、兄の変わりに皇太子となっていたヒーローが、婚約者もいなかった方にびっくり。皇帝が存命中であれば、いくらでも、婚約者を決めることが出来ただろうに。
小物は、弟推しだったから、ヒーローを引きずり落とすのに、ヒロインを使ったのだろうけど、本家の悪役は、なぜ、それまでに何もしなかったのだろうか。それとも、それまでは、いずれは、自分の娘がなるのが当たり前と、胡座をかいていたのだろうか。皇帝がいたときならば、二人が恋心を自覚する前ならば、いくらでもチャンスがあっただろうに。そこがちょっと、娘を妃にしたいという野望がある割には、辻褄が合わない。行き当たりばったり的な野心の表し方。
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物足りない
2022年2月14日
黒幕があっさり自白し過ぎ。最後まで尻尾を見せずに粘ったのだから、もうちょっと黒幕の見せ場を作れば、読み応えが出ただろうに残念です。
6章の逃げる、逃がさないと同じやり取りばかりで飽きました。その分の文章量を黒幕なりヒーローの心情なりに回してくれればな…。
7章もブツッと終わった感じで、電子でなく文庫だったら落丁かと疑います。
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