このレビューはネタバレを含みます▼
幼い頃の出会いと、ヒーローからの一目惚れと長い年月をかけた片思い。ヒロインをものにするために、幼女だったヒロインが成人するまで、ストーカーして見守り続けた執着ヒーロー。
ヒロインからすれば、いきなりの出会いと求婚で、身分の違いなどもあり、なかなかに受け入れることが出来なかったが、ヒーローの執着にヒロインもヒロイン父も折れて受け入れる。
ヒーローの執拗なベッドでの行動や、なんでも買い与えて甘やかす行動に戸惑うも、受け入れていくヒロイン。しかし、ヒロインを閉じ込めて誰にも見せたくないという執着心が、ヒロインに余計に身分の違いを感じさせる。それを知らないヒーローは些細なことでも激しい嫉妬をし、ヒロインを手込めに。そんな激しい一面を見せるヒーローに戸惑うも、ヒーローを愛していく。仕事で王宮にいくことになり、ヒーローの仕事の内容を知らないヒロインは、ヒーローの行動を誤解していく。一人悲しみにくれるヒロインを見てられない侍女がヒーローを問い詰める。そこで、ヒーローが仕事をしていたこと、相手は国王の婚約内定者だと知る。誤解が解けて、お互いの心のうちを知り、晴れてハッピーエンドに。
エピソードが多いわりには、内容が薄くて、エピソードごとに、色事をしている二人の様子ばかりで、それ以外は、盛り上がりに欠ける。