世界中で売れている自重トレーニングの名著の日本語翻訳版。著者のポール・ウエイド氏は元囚人という異色の経歴の持ち主。そんな彼が、アメリカの監獄内で脈々と受け継がれてきた自重トレーニングの技術を体系化して一般向けにしたのが本書。
本書を読むと自重トレーニングへのモチベーションが一気に上がる。トレーニングメニューも写真付きでわかりやすく解説されており、特殊な器具も不要なので気軽に始めやすい。動画サイトで検索すれば色々な人がトレーニング風景を投稿しているので、やり方がわからないということはまず起こらない。
実際に本書のトレーニングを現在まで4ヶ月ほど実践してみたが、はっきりと見た目に違いが出てきて感動した。そもそも自分に4ヶ月も筋トレを継続させた本は今までなかったので、それだけでも本書は高評価に値する。