ネタバレ・感想ありピアリスのレビュー

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面白い
2024年7月31日
巻末の萩尾望都先生との対談が好き。作者の人の作品に対する想いや世界観などがよくわかる。とても面白かった。
あの頃、萩尾望都が二人いたならば…
ネタバレ
2023年1月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 萩尾作品で多く登場する双子の物語。少年がユーロ、少女がピアリス、未来視と過去視の力を持つ予言者で幼少時に戦争で離れ離れに…。ユーロ目線、ピアリス目線で交互に4話まで語られ、さぁこれから佳境にさしかかるぞ、ってところで雑誌が廃刊。「ピアリス」も未完。このSF小説が書かれた頃の萩尾先生、アイデアはあったけれど多忙で漫画にするのはとても無理、じゃあ小説でそれもペンネームでこっそりと、そんな感じで始められたそうです。ユーロの話は「残酷な神が支配する」を彷彿とさせる辛い場面で止まっているし、ピアリスの話は「バルバラ異界」を思い起させてハラハラするし、この先二人はどうなるんだろうって盛り上がったところで断ち切られてしまったまま。ああ、萩尾望都が二人いたならば「ピアリス」は完結しただろうに…。以下、23.04.11追記です。漫画家協会チャンネルを観ました、ファンからの質問に先生が答える形で「ピアリス」続編を考えていらっしゃると仰ってました! うれしい!!! 待つ楽しみができました。
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