うーん…このお話の最大の見せ場はポンコツ王太子をコテンパンに復讐するシーンであって欲しかったんだけど…弱っ!復讐弱っ!!すごい不満足〜。あれぇ?ポンコツ王太子から逃げ出すシーンはなかなか可憐かつカッコよくきまってたから、スカッと爽快な見せ場を作るのは上手な作者さんだろうと期待して読み進めていたのに…ヒロインは本当に酷い仕打ちを受けたわけだから、もっとドカンと叩きのめして欲しかった。こんなんじゃ報われん。ヒロインは愛されて幸せでもう過去のこと思い出しもしません♡…とかってなってるけど、いやいや…あれだけ酷い虐たいと迫害を受ければ、その後どんなに愛されたってトラウマ絶対残るから。この作者さん虐たいなるものを知らんのか?その「愛されて幸せ」にしたってひどくあっさり書かれてる。もう少し苦労したヒロインがようやく初恋の人と結ばれる喜びじっくり書いて欲しかったな〜。むむむ〜残念。