1巻の表紙絵は主人公のおっさんと子供が3人、
一緒に食事してるシーン。
それを見て 子供たちを助けつつの
ほのぼのストーリー的なのを期待してたけど
ちがった…。
子供たちを助けてあげて、って言われて助けるまではわかるけど 助け方がとても物理的な助けだった。物を作っておしまい感がすごい。一応そのあとに子供たちとの交流的なのはあるけど極少。
なんでこういう表紙になったんだろ…? 謎。
2巻は表紙の絵通り、わりと主人公のおっさんともふもふたちとの生活がメインだった。
主人公のおっさんの性格が、わりとキツい。異世界転移・転生系小説にでてくる主人公って、なんでこんなに優しいの?優しすぎだよ。ってなるほど穏やかで、性格までファンタジーなのか?っていうようなキャラクターばかりだからそれに慣れててこの本読むとおっさんの性格悪ーって感じるかな。でも私は、リアルだなって思った。リアルというか性格までファンタジーっぽくないというか。この状況下なら、普通に現代日本人の価値観から考えた時、多少同意できるんじゃないかな?っていう価値観を持っているキャラクターというか。こういう状況下になったときに、え、そういう考えになるの?なぜ? というよりは、なりそうではある!って共感はできるところは多くはないけど少なくもない。やりすぎだとは思う部分のほうが多いけど。 過激すぎる性格ではあるし、こんな性格の人が好かれるのはちょっとよくわからない。
名前を名乗るときに名前、苗字の順番に変えたりすることもなく苗字、名前の順番に名乗ってたりしてそういうとこブレないけど魔法の練習はしっかりしてるから、馴染む気あるのかないのかイマイチよくわかんない性格してるなーと思った。
あと簡単にケタ違いの大金得すぎ。金遣いも荒いし。